長野県東御「種なし巨峰」を産地直送
菰田(こもだ)さんが育てる『種なし巨峰』です。
こもだ果樹園のある東御地区(旧 東部村)は、長野県の中でも巨峰栽培において歴史ある産地の一つです。
実は、巨峰には佐藤系、飯塚系など作出した生産者の名が付けられた選別系統があるのですが、そこに「東部系」と名を連ねるのが、この東御地区の巨峰です。
1942年に誕生した巨峰は、当時栽培が難しく、全国展開したものの一時下火になるのですが、東部村では根強く巨峰にこだわり続けた結果、栽培技術が確立。県の農業主要品目として「巨峰」の栽培が開始され、昭和38年には天皇陛下(現 上皇陛下)が視察に訪れています。現在も毎年9月に市内で行われる「巨峰の王国まつり」は、その収穫を祝う一大イベントです。
東御地区は、標高500〜1,000メートル、盆地性の気候によって、寒暖差が大きく、日照時間が長いため高糖度の葡萄が育まれます。
日中の太陽がぶどうの光合成を促し、糖のもとになるグルコースを実に蓄えさせます。夜間も温暖な場合は、その栄養は樹の成長に使われてしまうのですが、東御の夜の涼しさが、実にグルコースを残すため、糖度が高まるのです。
さらに、西側から乾いた風が常に吹き、雨が降っても枝や葉についた水分が短時間で乾くため、病原菌も発生しにくい、まさに葡萄栽培に最適な地域と言えます。
こもだ果樹園の菰田央さんは、東御で食べた巨峰の味に魅せられ、2015年に就農しました。誰もが安心して食べることができるぶどう作りを目指し、化学肥料にはほとんど頼らない栽培を行っています。
歴史ある巨峰産地で、巨峰に魅せられた菰田さんが育てる『種なし巨峰』です。食べごろを産地直送でお届けします。
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消費期限 | 目安として発送から2〜3日 |
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保存方法 | 冷蔵 |
販売情報 | 販売期間:'21/9/6 00:00 ~ '21/10/14 08:00 販売終了 |
■菰田央さん
東御の葡萄の美味しさに感動し、修行期間を経て、2015年に新規就農。 東御の恵まれた自然環境を最大に活かし、味はもちろん、誰もが安心して食べることができる葡萄作りを目指しています。さらに、東御の葡萄が持つ魅力を確信し、生食用にとどまらずバリエーション豊かに加工品を展開しています。
■東御市
東御地区(旧 東部村)の巨峰栽培の歴史は60年以上前の昭和36年まで遡ります。県の農業主要品目として「巨峰」の栽培が開始され昭和38年には天皇陛下(現 上皇陛下)が視察に訪れるなど、長野県の中でも巨峰栽培において歴史ある産地の一つとして知られています。
平成17年に無核(種無し)ぶどうの栽培が本格的に開始され無核ぶどう研究会が発足。その後、平成24年に「とうみ未来ブドウプロジェクト」に名前を変え、部会の中でも優秀な生産者を集め栽培技術の向上、新品種の導入など東御地区のぶどう栽培の未来に向けて活動しています。