菱沼農園 『さくら白桃』 福島県産桃 (5〜7玉) 計約2kg ※常温

菱沼農園代表
菱沼 健一さん

菱沼農園は祖父（菱沼吉蔵）が戦後、福島県福島市飯坂町の山の畑を開墾したことが始まりです。 三代目である菱沼健一さんは、20歳の頃に農業に携わり始めてから40年以上たちます。 今では広い農地を保有し、さくらんぼ、林檎など、多くの果樹を栽培・出荷していることから、地域では知らない人はいない存在です。 菱沼農園で育てられている桃の品種数は、およそ20品種。 「色々な品種を育てる楽しみ」を教えてくれる菱沼さん。桃の無限の可能性を感じられて、私たちもわくわくしてきます。

菱沼さんが見込んださくら白桃

さくら白桃は桃の中でも特に遅い時期に収穫される晩生品種。桃はシーズンが進むにつれて果肉が硬くなっていくものですが、さくら白桃は晩生品種の中でもかなり硬めでパリッとした歯ごたえが特徴です。 樹上期間が一般的な桃に比べ二カ月ほど長く、栄養をしっかり蓄えた果肉は緻密で高糖度です。 しかし、その分だけ栽培に大変手間がかかるため、生産者も敬遠してしまう品種なのです。 ところが菱沼さんは違います。さくら白桃の美味しさにいち早く着目し、栽培に力を入れてきました。 手間がかかっても本当に美味しいものをお届けしたいという強い想いがあります。

菱沼農園 こだわりの栽培方法

無理な剪定や摘果は行わない

無理な剪定や摘果は行わないまるで森林のように生い茂った桃の木々と葉っぱ。 ふつう葉っぱは桃にキズを与えるものとして枝を必要最小限に切り落としてしまうことが多いですが、菱沼さんは違います。

しっかり樹が光合成をし、栄養＝美味しさを蓄えられるよう、樹をいたわり育てるのです。 だからこ〜んなに鈴なりの桃、全てに栄養が行き渡るほど、樹に生命力が漲っているのです！！

桃に1玉ずつ袋をかけ、反射シートを敷く

真夏の圃場は40度を簡単に超えてしまうほど暑く、体が悲鳴をあげるような環境下です。 最も大変な作業は「袋掛け」と「反射シート」を敷くこと。袋掛けは強風、害虫などから桃を守るため、反射シートは果実に着色させ食味も向上させるために行います。実に厳しい作業ですが、桃を食べる方に喜んでもらうためにずっと続けています。