偶然が生んだ奇跡の柑橘と言われる日向夏。
柚子とぶんたんの雑種とも、柚子の突然変異とも言われています。本来は晩春から初夏の果物でしたが、栽培技術の発達により、ハウス栽培された日向夏は正月頃から出荷されるようになりました。今回ご紹介するのは、そのハウス栽培の中でもより食べやすいように工夫された「種無し 日向夏」です。
果皮が軟らかでむき易く、甘味と酸味のバランスが良いです。爽やかな香気と風味に優れた宮崎の代表的な果物です。
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消費期限 | 目安として発送日から5日程度 |
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保存方法 | 常温 |
出荷期間 | '17/2/28 ~ '17/3/11 |
販売情報 | 販売期間:'17/2/28 00:00 ~ '17/3/6 10:00 販売終了 |
【日向夏とは】
江戸時代の文政年間(1818〜1829)頃に赤江町曽井(現在の宮崎市赤江)の真方安太郎氏の邸内で偶発実生として発見、明治20年に、その将来性に目を付けた当時の宮崎県知事の命を受けた果樹研究家の田村利親氏により「日向夏蜜柑」と命名され、生産が奨励されました。さらに明治中期以降、田村氏の故郷である高知県を経由して全国に広まり、昭和47年に「日向夏」としてブランド名が付けられました。「日向夏」と呼ばれる以前に広まった高知県では「小夏」または「土佐小夏」、福岡県や愛媛県、静岡県では「ニューサマーオレンジ」の名称で、現在まで親しまれています。
「種無し 日向夏」は平成4年から宮崎大学農学部を中心に、『おいしくてより食べやすい果実を作る!』を合言葉に工夫、研究が重ねられ、開花時の花に4倍体のみかんの花を受粉させるという栽培方法が確立されました。これにより種が少くなったものが「小核日向夏」、そして種が完全になくなったものが、この「種無し 日向夏」となります。
【特徴とお召し上がり方】
宮崎県では「色や味は通常の夏みかんよりグレープフルーツに近く、グレープフルーツより酸味がすくなく、薄味でさっぱりしてる」とよく言われるように、きれいなレモン色と爽やかな香りが特徴です。
内側にある白皮は糖度が高く、ふかふかした食感で、さっぱりした果肉部分と一緒に食べるのが美味しい食べ方です。そのため、まずはリンゴをむく要領で黄色い外皮を薄くむき、白皮をつけたまま、お皿に縦にそぎ落としていただきます。
そのまま食べる他、お好みで砂糖やハチミツ、ブランデーをまぶしたり、意外に思われるかもしれませんが、宮崎ではお醤油をつけていただくのも昔から通例です。
また、果実を搾ってジュースにしたり、焼酎と炭酸水で割って日向夏サワーにしても美味しくいただけます。