世界最大級の超大粒黒ブドウ
黒ぶどう「藤稔(ふじみのり)」は、高級ぶどう「ルビーロマン」の親にあたる品種です。
直径が500円玉以上、重さは20g以上にもなる実は、1粒で口の中がいっぱいになります。大粒になる分、成長過程でどの実を間引くかをしっかり見極めなければならず、また、房落ちしやすいので栽培から収穫、配送までもの凄く丁寧に扱わなければいけないデリケートなぶどうでもあります。種がないので食べやすいですし、黒ぶどうならではの風味、甘さも文句なしに旨いです。
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消費期限 | 目安として出荷から3〜4日 |
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保存方法 | 冷蔵 |
販売情報 | 販売終了 |
藤稔(ふじみのり)は、神奈川県藤沢市長後地区の青木一直氏が「人々に喜ばれる葡萄」をテーマに開発されました。品種登録されたのは1985年7月18日です。掛け合わせは「ピオーネ」×「井川682」で、共にぶどう栽培に多大な功績を残した井川秀雄氏作出の品種です。
「井川682」は、大粒で栽培しやすい一方、肉質と貯蔵性が良くありません。それに反して「ピオーネ」は、肉質が良く旨みがあり、貯蔵性も良い反面、栽培が難しい品種です。青木氏はお互いの長所が短所を補い合うこの2品種を交配することで1粒の直径が500円以上にもなる、まさに「人々に喜ばれる葡萄」を誕生させました。
その見た目だけではなく、巨峰よりも糖度が高く食味も良好な藤稔は、瞬く間に人気を博し、青木氏の指導により日本各地で栽培されるようになりました。しかし、房落ちがしやすいため非常に気を使わなければならず、また年々もっと栽培しやすくて扱いやすい新品種が登場してきたことから、生産量はかなり減っています。
■山梨県は「フルーツ王国」として知られ、特に「ふえふき(笛吹)」地区は日本でも指折りの高品質フルーツ産地です。寒暖差の激しい気候、水はけの良い肥沃な土壌と清らかな水は、ぶどうを栽培するのに理想ともいえる環境です。腕利きの生産者である「匠」が出来の良いものを丁寧に手詰めした「ぶどう藤稔」は、名産地・ふえふきのプライドをかけた逸品です。