煮ても炒めても崩れにくい締まった肉質が魅力
糸魚川市の特産ナス「越の丸茄子」です。
新鮮なものをそのままかじってみると、ナスとは思えないほどの甘さがあります。越の丸茄子は、在来種ではなく新潟県園芸研究センターが育成したナスです。会津系丸ナスの「横田丸」を片親に持っています。糸魚川市と上越市で生産しており、直径が10センチほどの大きさと色が濃く夏場でも色落ちしません。甘みが強く、肉質がしまり、加熱調理しても煮崩れしにくい特徴があります。
昭和50年頃、漬物用なすの「黒十全なす」が登場する前まで、漬物用小なすとして主流だった「越の丸」。これを肥大させて作ってみたらどうかとの農協からの助言に、橋立春雄さんが試しに作付したところ、高倉地区の気候にも合い、当時丸なすで主流だった早生大丸よりも色がよく、身が締まっておいしいことから、本格的に作付けされるようになりました。
形状は加茂なすに似ていて、艶やかな美しさとへたのトゲが印象的です。
肉質は緻密で、火を入れれば甘くとろけるような食感です。
煮崩れしにくく、油との相性も抜群。煮物や天ぷら等との相性もよいです。
一押しは豚バラ肉とあわせていただく茄子丼です。揚げびたしも美味。様々なお料理でお楽しみください。
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賞味期限 | 生鮮品のため、お早目にお召し上がりください。 |
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消費期限 | |
保存方法 | 野菜室などで水分が飛ばないよう保存ください。 |
販売情報 | 販売終了 |
糸魚川市は最高気温が40度近くまで上がりますが、越の丸ナスが育つ能生は標高が約300メートルあり真冬には3メートルも雪が積もる地域です。この極端な寒暖差のおかげで、水と土の恵みの中で野菜がおいしく育ちます。「丸なす部会」の生産者全員が新潟県より「エコファーマー(環境保全型農業を実践する農業者)」に認定されている点も魅力です。
毎年目ぞろえ会が開催され、形も大きさも揃った高級品は、出荷先の8割が東京豊洲市場です。築地時代から料亭などの引き合いがあります。近年、北陸新幹線の開業で金沢から加賀料理の食材としての注文も増えています。