お菓子業界からも引き合いの強い人気の品種
愛媛を代表する栗、銀寄をお届けします。
江戸時代に大洲の領主だった加藤家が大洲の振興を目的にとび地であった中山地区で栗を育てていました。これが徳川家光に献上した際に賞賛され今に至ります。中でも有名なのが銀寄。「栗の王様」と言われる品種です。
銀寄の名前の由来は、江戸時代後期、天明・寛政(1781年〜1800年)の大飢饉の時にこの栗を売り歩いたところ、高値で飛ぶように売れ多くの銀札(当時の紙幣)を集めたことが名前の由来とされています。その名もさることながら、粒が大きめの品種で、ふっくらしていて甘みが強く、芳醇な香りを楽しむ事ができ、お菓子業界からも引き合いの強い品種です。渋皮煮などでお楽しみください。
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銀寄出荷時期:9月下旬〜10月10日頃
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賞味期限 | |
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消費期限 | 2〜4日 |
保存方法 | 冷蔵 |
販売情報 | 販売終了 |
【大洲の栗の歴史】
代々愛媛県大洲の領主を担っていた加藤家が、大洲の振興のために行った様々な産業のうちの1つが栗の栽培でした。当時、加藤家の領地であった現中山町には、2代藩主加藤泰興(1611年〜1678年)が参勤交代の際、将軍徳川家光に栗を献上し賞賛されたという記述が残っています。この時代から愛媛の栗の評判が上がっていったと考えられています。(日本三大栗と名高いブランドとして有名な中山栗がこれにあたります)
現在、愛媛県は全国で3番目の生産量を誇り、その中で1番の生産量を誇るのがここ大洲を含むJA愛媛たいきです。この地域の栗の代名詞とも言われる品種「銀寄(ぎんよせ)」は明治期より注目を浴びました。当時から地元はもちろん遠方の菓子屋に指名買いされるほど評判の良い栗だったのです。旧中山町・内子町・大洲市などの愛媛を代表する大産地はいずれも肱川が流れる中山間地域です。肱川が肥沃な土を周辺に運び、それがこの地域の栗のおいしさに通じているのです。
※愛媛まるごと栗イズム(大洲商工会議所などが商標登録したブランド)認定商品です。