九条ねぎは古くから品種改良が施されてきた京都の伝統野菜です。山城地域では宇治市や城陽市、八幡市、木津川市、久御山町等で栽培されています。
平安京の郊外(碁盤の目の外)の洛南一帯は、低湿地で豊かな土壌で、葱の栽培条件に合致していた上に、熱心な農家によって改良が進んだことから「九条葱」の名が生まれたようです。明治時代に入り、牛肉の普及が進むにつれ栽培も一層盛んになりました。冬の気候が比較的温暖な関西では、霜に浴びながら柔らかい緑葉がよく育ちます。
細ねぎの印象がありますが、冬場はしっかりと太くなります。
九条ねぎといえば、葉の内部に独特の”ぬめり”があるのが特徴ですが、加熱するとトロみと甘みが増します。
鍋に入れたり、薬味としてたっぷり召し上がってください。
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賞味期限 | お早めにお召し上がりください。 |
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保存方法 | 根の部分を下にして立てて冷暗所に保存してください。 |
販売情報 | 販売終了 |
紀元前より中国で栽培されていた葱の原種が朝鮮半島を経て日本に運ばれました。「日本書紀」にもその記述が見られます。
浪速(現在の大阪)で元々は栽培されており、稲荷神社が建立されたときに京都で栽培が始まったという口伝えがあり、平安前期の「続・日本後紀」には九条村(現・京都市南区九条)で「水葱」を栽培したと記録が残されています。
平安時代から京の主要野菜であったらしく、延喜式(927年)にも栽培法が記され、江戸時代の雍州府誌(1684年)には、東寺の付近から東南の地域一帯の葱の品質が良いとの記録が残っています。
葱は大きく分けると葉葱(青葱)と根深葱(白葱)に分けられます。
京都で普通葱と言えば、葉葱の代表の九条葱を言い、根深葱を関東葱とは異なる系統です。