旬の産地でしか味わえない「生のまつも」さながらにお楽しみください
漁期が早春の10日間前後に限られる希少な海藻「まつも」です。採れたてを洗浄し冷凍しました。一般流通している「まつも」は、ほとんどが「干しまつも」「焼きまつも」に加工済みのものですが、産地の尻屋漁業協同組合にお願いし、生のまま冷凍してもらいました。このほうが瑞々しさが残って美味しくいただけます。
「まつも」は磯の香りがとても濃く、シャキシャキとした歯ごたえが美味な海藻です。東北沿岸の郷土の味として、かつては地元消費以外ほとんど出回っていませんでしたが、珍しさ、風味の良さとともに、昨今稀少な季節感が表現できる海産物として、今や全国の料亭などで好まれている海の幸です。
火を通すと鮮やかな緑色に変わる美しさ、松の若葉のような形が特徴です。さっとゆでて水で熱を冷まします。心地よい香りと歯ごたえ、ツルツルしたぬめりが美味で、酢の物や和え物にすれば、酒の肴や先付の一品にぴったりです。お吸い物や汁物にもどうぞ。磯の香りが際立つ天ぷらもお薦めです。
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賞味期限 | 商品に記載(収穫日より1年間) |
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保存方法 | 冷凍(-18度以下で保存して下さい) |
販売情報 | 販売終了 |
本州最北端・青森県の尻屋崎は、下北半島の北東部に突き出た部分の先端に位置し、 津軽海峡を目前にひかえた雄大な風景が印象的な場所です。青森県の天然記念物に指定されている寒立馬(かんだちめ)のいる地としても有名です。 岬は海水がひくと遠浅の岩場が続きます。ここに岩のりやまつもが根を張ります。冬の岩のりが終わるころ現れるまつもは、春の兆しを伝える食材のひとつとして親しまれてきました。岩場に出て人の手で直接採るしかない上、漁期も2月下旬〜3月という短い期間、しかもの凪の日に限られるため、出荷量は例年僅かに限られます。