クセになる濃厚な香り!
醤油に似た香り、それ以上の芳醇さが魅力の天然きのこ「香茸(こうたけ)」です。
とても珍しいきのこで、例年9月上旬から豊洲に入荷が始まり、松茸の隣にひっそりと置かれています。
仲卸のお姉さんには「おすすめよ」と珍しく声をかけられ、我々スタッフのなかにも毎年この入荷を楽しみにしている者がいるほど、食べる者を虜にするきのこです。
市場でも近年、その味と香りの良さからプロの料理人が買い求めにくるなど知る人ぞ知るきのこ。
精進料理など和の料理で用いられてきた香茸ですが、乳製品とも相性が良く、その強い香りはジビエにも負けない存在感があるため、豊洲に通う西洋料理のシェフにも好まれています。
そんな魅力がありながら、実は、なかなか販売が難しい商品です。
天然物なので、虫がついていること、そもそも数も少なく入荷予定が立てられません。そのうえ十分に加熱が必要なきのこなので、これまで販売に至らず、市場内でその味を美味しく楽しんでいました。
そして、今年こそ、しっかりと調理して召し上がって下さるお客様にお届けしたいと実現した数量限定の商品です。
市場に入荷次第、簡易包装で出荷致します。どうぞ旬の味を堪能してください。
量は250g前後と少ない気もしますが、50gほどでクリームパスタにすれば3〜4名で十分すぎるほど強い香りがあります。
さらに、乾燥させることで香りが強くなりますので、残りは乾燥させて、長く楽しんでください。
※生のコウタケには吐き気、しびれなど消化器系に中毒症状がでる恐れがありますので、十分に加熱をして召し上がって下さい。
※アクが強いため、敏感な方は唇がかゆくなることがあります。軽く茹でこぼして、アク抜きをしてからの調理がおすすめです。
※注意事項をまとめたリーフレットを同封します。必ず内容をご確認ください。
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賞味期限 | |
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消費期限 | お早めにお召し上がりください。 |
保存方法 | 風通しの良いところで乾燥させるか、1本ずつ新聞紙に包んで冷蔵保存 |
販売情報 | 販売終了 |
■香茸(こうたけ)
イボタケ科。コウタケのほか、シシタケ、イノハナ、イノハ、クロキノコと呼ばれるキノコです。傘の直径は10〜20センチと幅広く、茶褐色から黒褐色で、反り返った厚い鱗片に覆われています。
独特の強い香気を放ち、乾燥すると香りはさらに強まります。乾燥したものを保存しておき、お正月やお祝い事などのハレの日に食べる地域もあります。
歯切れがよく、ほろ苦い味が特徴で、精進料理では煮物やてんぷら、汁物などに用いられています。煮汁が黒くなるので、料理によっては数度茹でこぼしてから調理するのがおすすめです。
石突部分と黒い部分を軽く削り、キッチンペ-パーで汚れを落とします。
そのまま使用する場合、虫がいる可能性もあるので、みじん切りか、薄切りにして、軽くゴミや虫を払い落します。
また、調理の前に出汁でサッと煮て、香茸の風味を残した出汁を濾すのもおすすめです。土瓶蒸し、炊き込み御飯も美味なのですが、煮汁が黒くなるので、茹でこぼし、さらに虫を除去してからの調理がおすすめです。
香茸をバターで十分に加熱し、ソテーをつくります。玉ねぎと米、バターと白ワイン、鶏出汁でシンプルに仕上げたリゾットにキノコソテーを混ぜ合わせて完成です。