昭和の夢のりんご!
昭和に一世を風靡した林檎『スターキングデリシャス』です。
今でこそ、「ふじ」を筆頭に甘い蜜入り林檎は当たり前と言えますが、50年以上も前に、これほどの甘さを持つ林檎があったのかと驚く味わいです。
「ふじ」の親「デリシャス」の枝変わりの品種なので、とにかくはっきりとした甘さがあります。
しかし、甘いだけじゃありません。
深い紅色の果皮、骨太かつスマートな姿態、そして硬い果肉を併せ持った、惚れ惚れするほどモダンな林檎です。
アメリカ生まれの「スターキング」は1929年に日本に持ち込まれ、1934年に高級果物店で初めて市販されます。
当時としては高価格の1玉1円、それでも飛ぶよう売れました。
戦後もその人気は衰えず、それまで主要品種だった「国光」や「紅玉」に代わりスターキング時代が訪れます。
しかし、保存性に乏しく、未熟果が市場に出回ったため信頼を失い、さらに「ふじ」の増加や、新しい品種の登場などにより急速に数を減らします。
岩木山りんご生産出荷組合の「スターキングデリシャス」は、葉とらずなので色づきに多少のムラはありますが、太陽光をたっぷり浴びているので風味も甘さも際立ちます。懐かしい味であり、新しさを感じる林檎です。
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消費期限 | 青果物のためお早めにお召し上がりください。(目安として3〜5日) |
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保存方法 | 20度以下の涼しい場所 |
販売情報 | 販売終了 |
■スターキングデリシャス
アメリカのニュージャージー州のレービス・ムード氏の果樹園で、1921年に デリシャスの枝変わりとして発見された品種です。種苗会社スターク兄弟商会により、スターキングデリシャスと命名され、1930年に品種登録されます。
諸説ありますが、正規に日本へ持ち込まれたのは1929年です。千疋屋を経営する斎藤義政が、1928年にアメリカへ赴いた際に「夢のりんご」として見出したとされています。一大ブームを巻き起こしますが、保存性に乏しく、未熟果が市場に出回ったため信頼を失い、さらに「ふじ」の増加や、新しい品種の登場などにより、国内の生産は減少しています。
■葉とらず栽培
太陽光を多く吸収する為、「葉摘み」をし過ぎず枝に葉を残す栽培方法です。葉が多くあると、果実が葉の影に隠れてしまうために赤色が斑になってしまいます。ですが、光合成を沢山する事ができるので糖度が上がり、味ののった濃いりんごが出来上がります。
■岩木山りんご生産出荷組合
岩木山りんご生産出荷組合は創立以来、全品種で「葉とらず」を主として栽培しています。
「葉とらず」栽培は、りんごの葉に日光が十分当たり糖分が蓄積され、果実本来の「風味」や「栄養分」を味わう事が出来る栽培方法です。一方で、葉の陰になる部分は着色がすすまないため、特に赤りんごは斑となる場合があります。着色と美味しさは必ずしも一致しないのですが、市場では評価されないこともあるのです。
「岩木山りんご生産出荷組合」では、「見栄えよりも味」を合言葉に、葉を取らないことを前提に、果実の数や位置を考えながら、雪深い真冬の剪定作業から取り組みます。さらに「葉とらずりんご」と偽装する表示も多くあるため、「岩木山りんご生産出荷組合」が取り組む「葉とらずGAP」では、審査専門機関による「第三者認証制度」を取り入れています。