赤磐酒造 桃の里 新酒『純米吟醸 しろうま』 岡山県産 1本 720ml ※冷蔵

瀬戸内の温暖な気候の
岡山で生まれた
とことん手造りにこだわる酒蔵

赤磐酒造

瀬戸内の温暖な気候に恵まれ、酒米『雄町』の主産地に位置する、岡山県赤磐市。
岡山県は、全国の中でも一年間の日照時間が長く「晴れの国」として知られており、豊富な水量、穏やかな風などの気候風土から、栽培が難しい酒米の生産に適しており、古くから酒造りも盛んでした。

大正12年創業の『赤磐酒造』は伝統的に造られてきた吉備の旨酒の継承を目指す酒蔵です。
酒米に特産の雄町米、朝日米等の優良米を使用し、上品な香り、ふくよかでソフトな味わい、ほんのり甘口の酒を基本とし、日本酒本来のおいしさを楽しんで頂きたいとこだわりの手造り製法で酒造りを行っています。

搾るタイミングの見極めが重要！
美しい薄白濁の酒『しろうま』

米を蒸す際に和釜甑（わがまこしき）を用いるなど、伝統的な酒造りを大切にする赤磐酒造では、すべての工程を手作業で行い、一つひとつの酒の製造管理を徹底しています。

季節ごとにこだわりの商品を展開していますが、新酒の時期はにごり酒として『どぶろく』と『しろうま』の2種類を製造。

『どぶろく』が濃厚、発泡性が強いのに対し、『しろうま』は微発泡でスッキリとした味わい。
米を蒸して麹をつくり、水と酵母（酒母）、麹と蒸米をタンクに入れて仕込む工程は同じですが、搾るタイミングが異なります。
どぶろくは酵母が非常に活発で元気のあるうちに搾りますが、しろうまは酵母の活動がある程度落ち着いてから搾るため、薄く綺麗な白濁、かすかに発泡性を感じます。

しろうまの要となる搾りのタイミングは長年の経験と勘によるもの。
酒米や酵母の種類はもちろん、その時々の状況に応じて日々酵母の動きを確認し、 粗い網目の袋に入れて丁寧に手で搾ります。

よい酒を生みだす、酒米の最高峰
岡山県産『山田錦』を使用

よい酒を生みだす、良質な酒米の条件とは

■粒が大きく、心白がしっかりしているため、高い精米歩合に耐えられる。
（心白は米の中心部にあるでんぷん質のこと。）
■雑味の元であるタンパク質が少ない。
■吸水性が高いため、麹が活性化しやすい。
■でんぷん質の含有量が多いので、糖化されやすい。

酒造りで大切な良質な麹作りに適し、外硬内軟にしやすい。
すべての条件において優れた酒米、岡山県産『山田錦』を100％使用しているのでお米の甘味や旨みがしっかり感じられます。

精米歩合40％
純米大吟醸の搾りたてが
お手頃価格

大吟醸と吟醸の違いは精米歩合の違いによるもの。
大吟醸は精米歩合50％以下に対し、吟醸は60％以下。
酒米を削るにはより高い技術と手間がかかるため、削る割合が高くなるほどコストがかかります。

純米大吟醸『しろうま』は精米歩合40％。
酒米は磨くほど米表面の栄養分が削られ、雑味のないスッキリとした味わいになるとされています。

杜氏でもある、社長の生本氏は大吟醸のしぼりたてを多くの方に愉しんでもらいたいとお求めになりやすい価格で提供。
ご自宅に到着するころが飲み頃になるよう、搾るタイミングを計算しているほどのこだわりようです。

スッキリした上品な口当たりの中に
しっかり感じる奥深い
お米の甘みと旨味

スッキリとした味わいの中にお米の甘みや旨みをしっかり感じる甘口なので、食前酒やデザートワインのようにお愉しみください。牡蠣や刺身などの魚介料理との相性もよく、料理を引き立ててくれます。

火入れをしない、生原酒なので冷蔵でお届けします。
発酵し続けているため、徐々に発泡性を増すこともあります。（※開栓時に噴き出す場合がございますのでご注意ください）

開けた瞬間に広がる、搾りたてのフレッシュな香りを楽しめるのは蔵元直送ならでは。
数本買って、発酵の変化を楽しんだり、濃厚などぶろくや純米大吟醸と飲み比べてみてはいかがでしょうか。