千葉県富里市 丸新出荷組合が作る
種なしスイカの革命品種
ブラックジャック

シードレスだけじゃない!
糖度が高く甘い。シャリ感が強い品種。
シードレス(種なし)スイカで一番美味しいと推しているのが、このスイカ『ブラックジャック(正式名称:3×ブラックジャック)』。「種なしスイカは美味しくない。」を覆した革命的な品種です。
種なしスイカは栽培が難しい上、食味も良くなく、生産者面でも消費者面でもなかなか浸透してきませんでした。
そんな中、開発された『ブラックジャック』は、「種なしスイカを一般的なスイカと同じレベルに手間なく栽培でき、なおかつ、味の良いものにしたい」との目標のもと、15年の歳月を費やし実現しました。
種なしスイカの概念を覆した、圧倒的なシャリ感と高い糖度。
もちろん、シードレスだからストレスフリーでスイカにかぶりつけます。


美味しさを追求した一果取り
千葉県富里市の丸新出荷組合では、2018年からこのブラックジャックを栽培し始めました。当店大人気の「甘太郎」と同様、一番に美味しさを追求し、通常なら1株で2〜4果を収穫するところ、組合員では1株に1果しか成らさない【一果取り】を行っています。一果に栄養を集中させることで大玉で果肉が硬くシャリっとした食感を作り上げています。さらに糖度も高く、過去の計測では12.5度もありました。

手間暇かけたこだわりの栽培
ブラックジャックは露地で栽培しています。受粉を行い、実が手のひらサイズぐらいに成長したタイミングで摘果をします。1株1株、蔓のどの位置か、どの果実が良く成長しそうか見極めて作業していきます。組合長の村田さんの農園では何千もの株があり、摘果作業はすべて手作業ですが妥協せずに行います。
摘果後も作業は続きます。「玉返し」といって、一定期間ごとにスイカを回転させます。接地面に突然日光をあてると日焼けのおそれがあるので、2〜3回に分けて少しづつ回転させます。この手間をかけることで、熟度を均一に味がよくなるだけでなく、変形を防ぎ見栄えもよくなります。これが村田さんのこだわりです。

ブラックジャックを栽培している、内山さんと村田さんです。1玉1玉手間暇かけて栽培したシードレススイカ『ブラックジャック』は食べやすいシードレススイカの収穫期間はわずか2週間です。この機会にぜひお楽しみください。