樹齢40〜50年 除草剤不使用の園地指定
樹上で完熟させた
『渥美農園のみかん』

今回ご紹介するのは、静岡県浜松市の山間、滝沢地区という肥沃な赤土の出る豊かな立地にある渥美農園のご主人 渥美 徹さんが作るみかんです。
植え始めた時から一度も除草剤を使用しておらず、微生物が多く存在する非常に豊かな土壌環境にある樹齢40〜50年の園地からできた贅沢なみかんに限定してお届けいたします。
樹上で年を越し、永く樹にならせ、完熟した状態で収穫したみかんは、ハリがあり、皮は身としっかりくっついており、多少むきづらくはありますがそれは良いみかんである証でもあります。
一口ふくむと、爽やかなみかんの香りと濃く甘い果汁、そして新鮮でキリっとした酸が渾然一体となって口の中にあふれ出してきます。
まだまだ日本の果物のトレンドは糖度重視ですが、渥美さんのみかんは糖酸のバランスに秀でているため、一度食べ始めると食べる手が止まらなくなってしまいます。
食べると温かみを感じてホッと幸せな気持ちになる、そんなみかんです。
先祖代々
大事に丁寧に守ってきた豊かな土壌

そんな徹さんでみかん栽培は4代目。息子さんも就農しており、代々続くみかん農家です。
昭和25年頃からみかんの栽培をはじめ、先祖代々この地でみかん作りをしてきた事でたくさんのノウハウやプライド、みかんにかける想いは人一倍熱いものがありました。
それは良いみかんが育つために必須の、良い栄養分がたっぷり詰まった土壌環境づくりによく表れています。
今回ご紹介のこの樹齢40〜50年の園地だけではなく、全ての畑で除草剤を使わない取り組みをしています。
栄養豊かな土壌づくりのため、安心安全な競走馬の堆肥と鶏糞、浜名湖のミネラルやカルシウムたっぷりの蠣殻の有機肥料を中心に化成肥料は極力減らして、手間はかかりますが、多くの微生物が土壌内に住み、良い循環が生まれるように日々手入れを怠りません。
また、ミネラル分が豊かな水捌けの良い礫土なので、水っぽくない引き締まったみかんが出来上がります。
日中は陽当たりが良く、夜間は急激に冷え込む寒暖差のある環境にあり、立地的にもみかんづくりには最適な環境と言えます。
箱にもみかんにも
産地の魅力が詰まっています


箱は切り絵風に徹さんがデザインしたそうで、絵に滝沢展望台や風車が描かれています。
箱を解体するとなんと間違え探しがあるなど、みかんを入れる箱にもこだわりがつまっており、渥美さんの茶目っ気を感じるのと同時に産地の風景に想いを馳せることもできます。
渥美農園の一番豊かな圃場から生まれた自慢のみかんの味わいをお楽しみください。