通常の5倍の玉ねぎと3種のカレー粉を使った
名店デリー×つなぎコハク玉ねぎ
欧風ビーフカレー
インド・パキスタン料理の名店デリーが、今度は「欧風カレー」を作ります。
年間数十件の開発を依頼される田中源シェフ。その頭にはあらゆるスパイスと食材の組み合わせがインプットされています。
熊本県津奈木町のブランド「つなぎコハク玉ねぎ」を主役に据え、コクと甘み、複雑な辛さが混ざり合うカレーを完成させました。2025年の新作です。
とろとろになった牛バラ肉が
たっぷり60g
じっくり煮込んだ牛バラ肉はゼラチン質が豊富で、とろけるような食感。ルーとは別に調理して後から合わせるため、余分な脂は取り除かれ、くどさはありません。
フルーツのように甘い、
つなぎコハク玉ねぎ
熊本県津奈木町のつなぎコハク玉ねぎは、肉厚でみずみずしく、梨のような甘さが特徴です。町は、不知火海に面し三方を山に囲まれた温暖な土地。山々からの伏流水と海風に含まれるミネラルが畑を潤し、玉ねぎの甘みとコクを育みます。果樹栽培で培った技術を活かし、町自慢のブランド玉ねぎを育てています。
1人前に約1個分のコハク玉ねぎが!
欧風ビーフカレーのとろみは、小麦粉を使わず玉ねぎだけで引き出します。通常の5倍量を使用し、肉厚な玉ねぎのジュースが自然な旨みを加えます。
スパテラでガシガシ叩くように炒めるとだんだんと写真のような状態に。玉ねぎのおいしさが凝縮されていて、お菓子にも使えそうなほど。
材料を見てるだけでおいしいことがわかる
原材料を見ただけでお腹が鳴ってしまう――それがカレーの魔力。見た目の美しさは神々しさを感じます。
スパイス専門店3社の自慢の
カレー粉をミックス
スパイス専門店の中から厳選した3社のカレー粉を使います。イギリスで生まれたカレー粉は、ガラムマサラとは違う(ガラムマサラも使いますが)まろやかな香りです。カレー粉は各社味・香りが異なり、混ぜ合わせるとカレーに深みが増します。確かに、クリーミーな欧風カレーの奥底にスパイスがガツンと効いてます。
バターもたっぷり入ります
洋食らしいと言いますか、リッチな味わいになります。
さらにコクを深める、フライド
オニオンミルク
油で揚げたコハク玉ねぎにミルクを加え、ミキサーでなめらかに。玉ねぎ、バター、そしてこの特製フライドオニオンミルクが、味わいをさらに奥深くします。
シナモンが欧風カレーらしさを出す
シナモンが入るとグッと欧風カレーっぽくなるそうです。確かに。ご自宅で作るときは意識してみましょう。
ルーだけで十分のおいしさ!
ルーの完成です。コクの源は、玉ねぎ・バター・フライドオニオンミルク・牛バラ肉。思わず涎が出るような組み合わせに、さらにスパイスをたっぷり加えました。重なり合うコクの中に、香りがふわりと広がります。
デリー銀座店で2025年に
提供された味がご自宅で
まさに魔性のカレーです。食べ出すと止まりません。生クリームをかければ見た目も美しく、コクがさらに深まります。辛さは控えめで、小学校高学年のお子様でも安心して召し上がれます。
名店デリーでも欧風カレーを手がけることは多くないので、津奈木町のファンもデリーファンの皆様もお見逃しなく。











