プリプリして、 サッパリして、 うまみが濃い
伊勢まだい

真鯛の養殖の歴史は海産魚の中で最も古く、1920年代には実験が行われていました。ブリや鮭・鰹など、それぞれの地域の食文化となっている日本を代表する魚の中でも、真鯛は特別だと言えます。
伊勢神宮に干した鯛を奉納する「おんべ鯛奉納祭」という祭礼が愛知県篠島にあり、その歴史は1000年にもなります。鯛は日本の魚食文化の中で、おいしさだけでなく神聖さを持つ魚です。その味を、もっと身近なものにしたいという気持ちは、自然と生まれていったのでしょう。
伊勢まだいは
脂を追求しない
天然に近いくどくない旨味

旬の魚がおいしさ理由は、太っていて脂が多いことではあるのですが、こと養殖の魚となるとその脂が多すぎてしまってくどく感じる事があります。それでも、元々脂の多さが持ち味の魚は良いと思いますが、鯛などの白身魚の持ち味は、プリッとした食感で、噛むほどに溢れるうまみですから、脂の多さは鯛の味を損なう事があります。

柑橘やお茶や海藻が
伊勢まだいのうまみを作る
伊勢まだいの餌には、柑橘やお茶、海藻を加えます。人間にとっても健康に良い餌を与える事で、鯛からは養殖魚特有の脂臭さが抑えられ、鯛本来のタンパクの旨味が引き出されます。
データで美味しさを確かめる


感覚的なものであるおいしさも、定期的に検査しデータで確かめる事ができます。伊勢まだいのめざす、プリプリしたサッパリして旨味の濃い鯛になるように、数字でも確かめます。
伊勢まだい生産者部会の皆さん

若手の生産者を中心に作られた三重県海水養魚協議会の中から、さらに真鯛の養殖に意欲のあるメンバーで作られたのが「伊勢まだい生産者部会」です。

伊勢まだいのうまさは
伊勢の環境があればこそ
伊勢まだいは、三重県の南部、南伊勢町から尾鷲市まで続くリアス式海岸で育てられます。三重のリアス式海岸は水深が深く、波静かで鯛養殖に 最適の地形です。この地域は温かい黒潮が流れ、1年を通じ、鯛に適した水温が保たれています。世界遺産・熊野古道を有する紀伊山地から豊富なミネラルがこの漁場に注がれ、この地の海産物をおいしくさせます。
刺身がうまい伊勢まだい
昆布締めに
ぜひチャンレジしてみて




1枚で片面だけ漬けてもOKです
