大規模ハウスで安定したトマト栽培を実現
徳島県 樫山農園の
「ももりこトマト」
徳島県小松島市の樫山農園のように、高い品質で大規模栽培を行う生産者は、全国的にも極めて少ないです。12月から出荷が始まり、トマトをほぼ一年を通して高いレベルで安定栽培しています。
樫山農園のブランド「ももりこトマト」の糖度は8度以上。(※季節、等級によって糖度基準は変わります)
大玉トマトは、一般的に糖度5度程度であるのに対し、小玉で濃縮した高糖度トマトをフルーツトマトと呼びます。ももりこトマトもフルーツトマトです。
気温が上がる3〜5月は、最も糖度が上がる時期です。超高糖度といえる、糖度10度選別の「ももりこトマト S特選」の量も増え、味も良くお買い得になります。
最先端のスマート農業
温度、湿度、日射量、二酸化炭素濃度をすべて管理
7000㎡の広大なガラス温室ハウスは、高さ4.5mほどもありまんべんなく光が当たる設計がされてます。この大規模ハウスでは、温度、湿度、日射量、二酸化炭素濃度をコンピュータの中央制御盤で一元管理しています。
IT技術による科学的・論理的なトマト栽培は、新しい時代の農業形態を模索している樫山農園を象徴する農産物です。スマート農業にいち早く取り組んできました。
また、樫山農園のトマトは糖度が高いだけではなく、特殊な水質浄化機を用いて純度の高いきれいな水を用いることで雑味をなくし、独自の栽培技術で「うまみ」を加えています。
ビールの穀皮をもとにした培土である「モルトセラミック」は、トマトの生育の決め手となるミネラル分を豊富に含有しています。特殊な浄水器を通した水を用いるので雑味が少なく高糖度で濃厚な味わいが生まれます。しっかりとした果肉と、濃厚な甘みとコクのある旨みがたっぷり詰まった「ももりこトマト」が育ちます。
1月に寒波が来ても収穫量が落ちない
樫山農園の栽培技術
立体的にまんべんなく光が当たるように設計されたハウス内。トマトが健全に育つためには人の手が欠かせません。
植物の状態に計測して、液肥を供給しています。栄養分もコンピュータ制御で管理することで、安定した品質を実現します。
最上級の【S特選】は糖度10度選別。簡単に出る糖度ではありません。ギフト用の化粧箱に入れてお届けします。
センサーで外観の傷みをはじいた後、最後の手詰めは人間の手で行います。軟化したものは人間の目で取り除きます。
農作物は、光合成により糖を作りますが、光合成を行うには、光に加え適度な温かさが必要です。そのためハウス栽培が必須です。
特に光・水・気温の管理が大切。曇りが続けば糖度は上がってきませんから、水の供給を抑えたり、トマトの生育に合わせて理想的な環境を整えることを徹底して行います。
ももりこトマトは、12月から徐々に出回りますが、寒い時期は日照時間も短く気温も低いので、糖度8度を超えるトマトはそれほど多く発生しません。そんな中、2026年の全国各地に大雪をもたらした1月の寒波でも、樫山農園のももりこトマトの生産量が落ちないことには驚きました。
トマトの中心から放射状に広がる
スターマークは高糖度トマトの証です。
上のトマトは、これから「ももりこトマト」の選別にかけられるトマトです。どれも美しい放射状の縦筋(スターマーク)が出ています。これが高糖度トマトの証です。もちろん個体差があるのでスターマークがすべてではありませんが、ここまで見事に出ていることからも、全体の平均が高いことがうかがえます。硬く締まった張りのある外見からも美味しいトマトそのものと言えます。
これらのトマトは、糖度センサーをとカメラセンサーを用いて糖度とサイズを自動的に選別して、ランクごとに箱に詰められます。お客様の使用用途に応じたトマトの提供を可能にしています。
トマトのような日常で使う野菜は、常に店頭では求められます。天気が悪いからといってトマトが店頭になくなったら大問題です。樫山農園のように安定供給できることは、販売する側にとっても消費者にとってもとてもありがたいことで、安定した価格が保つことができるのです。
樫山農園が掲げる「社員一人ひとりがなくてはならない存在として、自らの仕事に誇りを持って地域の土地を耕し、農業を守り育くむこと。そうしてつくられた美味しい農作物を多くの方々に届けること。」 という素晴らしい考えに共感します。
これからも日本の農業を守り、安心して食べられる農作物を日本全国に供給してくれることを期待しています。
(株)食文化 赤羽 冬彦











