春の土用には
体を整える美味で


令和7年(2025年)の「春の土用」は4月17日〜5月4日です。
土用という暦日は季節が移り変わる時期をさす言葉で年に4回ございます。
春土用は「戌」、夏土用は「丑」、秋土用は「辰」、冬土用は「未」の日に、それぞれの日の頭文字のつく食材を食べると良いとされています。
豊洲市場ドットコムから、「春の土用」に
お勧めの食材を提案します。
夏の土用は丑の日にうなぎを食べることで有名ですが、春土用は「い」のつく食べ物もしくは「白いもの※」を食べるとよいとされています。
また、程よい気候から徐々に暑さに切り替わる時期で、体調を崩しやすく昔からスタミナの付く食材や、暑さを中和する食材もおすすめです。
白い物

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いのつくもの

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※五行説では、春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒と、季節ごとの色も決められており、季節の色と反対の色の食べ物を食べるのも良いとされています。なので、春は秋の色の白い食べ物、秋は春の色の青い食べ物を食べると良い、ということになります。
そのほかのおすすめ

ウナギ蒲焼
スタミナ食の定番ウナギは春の土用にもお勧めです。ウナギには脂質やたんぱく質、ビタミンB群、ミネラルなどの栄養がたっぷりと含まれています。気温の変化に負けない栄養満点のお食事をどうぞ。
シジミ
シジミにはオルニチンというアミノ酸の一種がふんだんに含まれています。さらに、こちらの成分は冷凍することにより約4倍に増えるという研究結果も(※)
名産地島根県の宍道湖でとれたヤマトシジミを使ったシジミ汁で滋養の食をお楽しみください。
*(独)青森県産業技術センター発表・弘前大学医学部ほかと共同研究

寒晒し蕎麦
古くは将軍家に献上されていた蕎麦。冬の気候を利用し熟成させ、甘さを引き出した味わい深い蕎麦です。冬に熟成した蕎麦は暑さを中和するとして、特別に珍重されてきました。春の土用にふさわしい、季節限定の美味です。