宮城県・松島「菊地水産」
一年で一番うまい、牡蠣の最高の瞬間を閉じ込める
牡蠣の旬は冬。そう思っている人は多い。
確かに市場には10月頃から並び始める。しかし、牡蠣が最も身を太らせ、旨味を蓄えるのは、産卵を迎える直前の5月から7月。栄養をたっぷりと抱え込み、身はふっくら、味は濃くなる。牡蠣を知る生産者が「一番食べてほしい」と口を揃える季節だ。
それなら、その最高の瞬間を閉じ込めればいい。
菊地水産が選んだ答えは、旬のものだけを冷凍することだった。
一般的な冷凍牡蠣は、通年販売のための保存食という印象がある。しかし、この牡蠣は違う。あえて最も美味しい時期だけに水揚げし、最新のDENBA+技術で急速冷凍。低周波によって水分子を整えながら凍結することで細胞へのダメージを抑え、解凍後もドリップが少なく、旬の牡蠣らしいプリプリの食感と濃厚な旨味をしっかり残している。
冷凍だから美味しいのではない。
一番美味しい時期だからこそ、冷凍する。
その発想が、この牡蠣の価値である。
300年続く、松島湾の牡蠣養殖。
菊地水産がある宮城県松島町は、日本有数の牡蠣の産地だ。
大小260余りの島々が波を和らげ、山から流れ込む栄養豊富な水がプランクトンを育てる。穏やかな海でじっくり育った牡蠣は、身入りが良く、旨味が濃い。
さらに潮の干満によって海水が絶えず入れ替わるため、水質は極めて良好。「清浄海域」と呼ばれる環境は、生食用牡蠣の産地としても高く評価されている。
この海で、菊地水産は養殖から加工、販売まで一貫して手掛ける。代表は現役の漁師。毎日海に出るからこそ、その日の牡蠣の状態を誰よりも知っている。
生食用基準を満たした安心感。
収穫した牡蠣は、清浄海水で浄化処理を行い、生食用基準をクリアしたものだけを出荷する。
ノロウイルスや貝毒の検査も定期的に実施し、地元松島の飲食店や宿泊施設にも納められている品質。そのままご家庭へ届ける。
サイズまで選べる、新しい冷凍牡蠣。
さらに菊地水産では選別機を導入し、牡蠣をSS、M、L、LLの4サイズに正確に選別。
鍋にちょうどいいサイズ、フライに向くサイズ、大粒を豪快に焼き牡蠣で味わいたい――そんな用途に合わせて選べるのも嬉しい。
冷凍だから長く保存できる。
それ以上に価値があるのは、一年で最も美味しい旬の牡蠣を、自分の好きな日に楽しめることだ。
牡蠣は冬だけのものではない。
その常識を覆す一粒が、この松島の冷凍牡蠣である。











