梨の旬は品種によって異なります。豊洲市場ドットコムでは、千葉・茨城・鳥取など全国主要産地の梨を豊洲市場や産地から直送でお届けしています。当店の目利き人が、品種、産地、ブランド、糖度、食感などあらゆる側面から選んだ、確かな商品のみを取り扱っています。また、西洋梨も数多く用意しています。
和梨について
夏と秋を代表する果物の1つである和梨は”青梨”と“赤梨"の2つに大別されます。強い甘さが魅力の赤梨の人気が高く、多くの梨産地で栽培されている人気の品種「幸水梨」「豊水梨」「あきづき梨」「新高梨」などは全て赤梨です。
青梨はシャキッとした食感と爽やかな酸味が魅力で、一番有名なのは「二十世紀」。他にも、「秋麗」や「甘太」、「秀玉」などが挙げられ、いずれも糖度が高く、青梨ならではの酸味が良いアクセントになるように上手く育種されています。
この数年で各県が梨の育種に非常に力を入れており、福岡「玉水」、茨城「恵水」、埼玉「彩玉」、千葉「秋のほほえみ」、鳥取「新甘泉」、新潟「新美月」「新王」「新碧」、石川「加賀しずく」など8月下旬から9月いっぱいは和梨の最盛期でバリエーションが非常に豊かです。
10月に入り、日持ちのする「にっこり」や「新興」、「王秋」など硬めの肉質の品種の入荷が始まってくると年末が近いなという気分になってきます。
バリエーション豊かにご紹介していきますので、是非お気に入りの品種を見つけていただけたら嬉しいです。
洋梨について
洋梨は食べごろの見極めが難しい果物の一つですが、果皮の色や軸の部分の柔らかさなどで判断ができるようになれば、これほど香りが華やかで美味しい果物は他にありません。
産地としては山形がダントツの1位で、他には長野、青森、北海道などさくらんぼの産地と重なります。
早生の中でも味の良い「バートレット」が始まる8月の盆明けごろからシーズンインです。9月に入るとオーロラやマルゲリット・マリーラ、ゼネラル・レクラーク、下旬からメロウリッチ、10月に入るとバラード、下旬からラ・フランス、11月下旬には新潟の「ル・レクチェ」とリレーしていきます。
希少な品種だと、昭和天皇の料理番として活躍した秋山氏がその著書のなかで「果実の王」と絶賛した「ドゥワイエンヌ・デュ・コミス」を筆頭に、コミスを親に持つ紅葉のような美しい果皮と大玉果が魅力の「カリフォルニア」、コミスの枝変わり「リーガルレッドコミス」などが挙げられます。
有名品種はもちろん、希少品種や産地指定などこだわりの洋梨をお届けいたしますので、是非洋梨でしか味わうことのできない美味しさをご堪能のいただきたいです。
日本で梨が食されていたとされる最も古い証拠は、登呂遺跡(弥生時代後期、1〜2世紀頃)から発掘された梨の種です。この頃は九州を皮切りに大陸から伝わった水稲耕作は始まっており、原始的な農耕が営まれていました。
当時の梨はヤマナシに分類される野性品種ですが、自生地は山中ではなく集落の近辺に限られていました。そのため、梨は最初から日本に自生していたのではなく、稲作と同様に大陸から持ち込まれたと考えられています。
本格的な栽培技術が確立されたのは江戸時代。梨の栽培方法として一般的な棚栽培が広まったのもその頃です。当時は100を越える品種が栽培され各地にご当地梨が存在しましたが、現在に比べると美味しさに欠ける梨がほとんどでした。甘く食味が良い梨は、赤梨の長十郎、青梨の二十世紀が発見され、品種改良が盛んになった明治以降に生まれたものです。
梨は大きく分けると和梨、西洋梨、中国梨の3つに区分されます。一般的に日本で親しまれているのは、和梨と西洋梨です。
和梨は、リンゴのような丸い形状で、果肉はシャリシャリとした歯ごたえのある独特の食感が特徴で、非常にジューシーで爽やかな甘みと瑞々しさを楽しむことができます。
赤梨
野生のヤマナシなどをルーツとし、果皮が褐色に熟す系統です。皮のザラザラ(果点)は水分蒸散を防ぐ植物の知恵で、熟すにつれて果汁が増し、濃厚な甘みが乗ってきます。
青梨
赤梨と同じ原種から分かれ、果皮の褐色の色素(コルク層)が発達しない変異・系統です。緑色のなめらかな皮が特徴で、爽やかな酸味とみずみずしいシャリ感が引き立つように選抜されてきました。
西洋梨(ヨーロピアンペア)
ヨーロッパ原産の「ミチノクナシ(ヨーロッパナシ)」をルーツとし、中国から伝わった和梨とは異なる系統で発展した梨です。和梨のようなシャリ感はなく、収穫後に「追熟(ついじゅく)」させることで、ひょうたん型の果実が柔らかく滑らかな質感へと変化します。
全国で栽培される梨の品種の中で、幸水は一番の栽培面積を誇ります。シャリッとした食感でやや柔らかめの果肉。果汁も豊富です。赤梨で、早生らしい爽やかな甘みで、梨の代名詞とも言える定番品種です。
主な産地:千葉県、茨城県、栃木県他
旬: 8月〜9月上旬
栃木県で開発されたオリジナル品種の赤梨。栃木県の観光地「日光」と中国語で梨を「リー」というところから名付けられました。豊水と新高の掛け合わせで、ジューシーで柔らかい果肉と大玉果ならではの食べ応えがあります。また、冷蔵で数週間保管でき、日持ちが良いです。
主な産地:栃木県、茨城県他
旬: 10月〜11月
大きいもので1玉1kg以上にもなる幻の大玉梨です。食べ応えはもちろん、名前の通り香りが良いです。生産者や生産量が少なく、そもそも「かおり梨」として品種登録もされていません。「平塚16号」は正式名です。「新興」と「幸水」を掛け合わせて誕生した青梨ですが、落果や日持ち面で栽培しにくいものとして試験栽培は中止されました。しかし、収穫に成功していた一部の生産者はその味に惚れ込んで栽培を続け、近年その美味しさが注目されるようになりました。
主な産地:千葉県他
旬: 8月〜9月
豊水
9月
爽やかな酸味があり果汁豊富
新高
9月下旬〜11月上旬
甘さ抜群・香り良し
あきづき
9月〜10月
新高×豊水×幸水のサラブレッド品種
南水
9月〜10月中旬
高糖度で日持ち◎
加賀しずく
8月下旬〜9月下旬
大玉で上品な甘さ
新興
10月中旬〜12月
シャキシャキ食感で果汁豊富
彩玉
8月中旬〜9月上旬
新高×豊水・大玉で高糖度
新甘泉
8月中旬〜9月下旬
早生で最高クラスの甘さ
秋栄
8月下旬〜9月中旬
キレのある酸味と甘くジューシーな果汁
愛宕
11月中旬〜12月下旬
独特な芳香・柔らかく歯切れの良い食感
二十世紀
8月下旬〜10月上旬
シャリッとした食感・爽やかな味わい
秋麗
8月下旬〜9月中旬
抜群の甘さ・果汁たっぷり
なつひめ
8月中旬〜下旬
瑞々しく甘い希少品種
甘太
9月中旬〜10月中旬
優しい酸味としっかりした甘み
西洋梨(洋梨)とは、ヨーロッパや西アジアが原産の梨の品種です。和梨のような丸い形とは異なり、上部が細く下部がふっくらとした独特の「ひょうたん型(オーバル形)」をしています。収穫直後は固くて甘みが少ないため、一定期間保管して「追熟」させる必要があるのが大きな特徴です。じっくり追熟させることで果肉が柔らかくなり、まるで桃やトロピカルフルーツのようなとろける滑らかな食感と、濃厚な甘み、芳醇な香りが生まれます。
洋梨の中でも1番の知名度を誇る品種です。世界で約4,000種ある西洋梨ですが、日本で栽培されているのは約20種、その内6割をラ・フランスが占めています。熟したものは、濃厚な甘みと芳醇な香りを楽しめます。
主な産地:山形県
旬: 8月〜9月
昭和天皇の料理番として活躍した秋山氏がその著書のなかで「果実の王」と絶賛したほどの洋梨「ドゥワィアンヌ・デュ・コミス」の自然交雑種と推測される品種です。しっかりとした甘みの中に、コクとほのかな酸味。奥深い味わいを堪能できます。
主な産地:山形県、青森県他
旬: 8月〜9月
洋梨品種です。瑞々しく、緻密な果肉は滑らかな舌触りです。洋梨特有の「ザラザラ」とした食感がほとんど無く、熟した「桃」に近い食感です。洋梨が苦手な方も楽しめるかもしれません。
主な産地:千葉県他
旬: 8月〜9月
オーロラ
8月下旬〜9月上旬
早生のみずみずしさ
バートレット
8月下旬〜9月下旬
芳醇な香り
バラード
8月下旬〜9月下旬
甘み弾ける濃厚感
カリフォルニア
9月下旬〜10月上旬
さわやかな甘み弾ける
メープルレッド
9月下旬〜10月中旬
完熟すると鮮やかな紅色に
マルゲリット・マリーラ
9月下旬〜10月中旬
大玉で果汁たっぷり
メロウリッチ
10月上旬〜10月下旬
ジューシーで滑らかな食感
ドゥワイエンヌ・
デュ・コミス
10月中旬〜11月上旬
天皇の料理番に果実の王と称された「幻の西洋梨」
ジェイドスイート
10月中旬〜11月上旬
甘く希少な翡翠の梨
ゴールド ラ・フランス
10月下旬〜12月中旬
ラ・フランスの枝変わりから誕生した金色の梨
クレジット・銀行振込・代金引換、各種の決済サービスに
対応しています