山形県上山 特産
紅柿
自然な甘みが染みる、高級菓子の美味しさです。

かみのやまで伝承する
紅柿

紅柿は山形県上山市(かみのやま)発祥の渋柿。
その歴史は300年ほど前にさかのぼり、天保年間には、地名を付けた「関根柿」として『名産・名所番付』に掲載されています。
昔から上山は、柿の生育が盛んで、日当たりと風通しがよく、昼夜の寒暖差が大きいなど、干し柿づくりに適した環境。さらに蔵王からの吹き下ろしが甘みの凝縮した美味しい干柿を完成させます。
食べ方で変化する紅柿

紅柿は硬いとも柔らかいとも表現できる絶妙な水分バランスのある干柿です。
そのため、食べ方によって、その印象が変わります。
包丁でサクッと切れば、羊羹のような切り口の美しさとともに、実の詰まった噛み応えのある食感。
また、軽く手で揉むと柿の繊維が更にほどけ、紅色の餡のようなしっとりとした果肉を楽しめます。

柿の変色について
写真のように、茶色く変色している柿もございます。「カビではないか?」と心配される方もいらっしゃいますがこちらは柿の色素が表出した為の変色ですので、安心してお召し上がりください。
つるし紐で繋がれた紅柿は
圧巻の美しさ

柿の自然な甘さを存分に引き出した優しい味は、ついつい何個でも食べたくなる、逸品です。つるし紐から一粒一粒と外していくのも楽しいもの。
小粒の紅柿が詰まった筒状の化粧箱は、美しいだけでなく縁起の良さを感じます。
12月頃に仕上がる「紅柿」は、年末年始のご贈答におすすめの干し柿です。