100年の歴史
福島県いわき市の
老舗魚屋「おのざき」
酒粕を使った利き漬け魚セット

創業1923年、福島県いわき市で「魚と言えばおのざき」と言われる老舗鮮魚店おのざき。四代目店主の小野崎雄一さんは震災やコロナ禍という困難を乗り越えながら、新商品開発に挑戦し続けています。
常磐沖で水揚げされる良質の魚「常磐もの」を扱い、100年間蓄積された経験と知識でその美味しさを全国に届けています。地域に根ざし、ただ魚を売るだけではなく地域をワクワクさせる「町おこし魚屋」として福島を盛り上げています。

金賞受賞数日本一の酒どころ福島

福島県は全国新酒鑑評会で金賞受賞数日本一に輝くなど、「酒どころ」として知られる日本酒王国です。
寒冷な気候、清らかな仕込み水、良質な酒米、そして杜氏たちの技と情熱が高品質な酒を生み出してきました。福島県全体でも技術向上に取り組み、杜氏の育成や醸造マニュアルの共有など、高品質な酒造りの体制も整っています。副産物である酒粕には日本酒の旨みと香りが凝縮されており、古くから魚の粕漬けなど食品の保存・風味付けに活用されてきました。近年は酒粕を使ったスイーツも登場し、福島ならではの食文化として注目されています。

福島の酒と魚の「利き漬け魚」セット

福島を代表する地酒の酒粕と、おのざきが目利きした魚介を組み合わせた漬け魚セットです。
お酒の違いによる風味の変化を楽しむ「利き酒」ならぬ「利き漬け魚」として開発しました。小野崎社長は「高い醸造技術と多様な食文化がある福島だからこそできる商品」と語ります。コラボレーションした日本酒は浪江町の鈴木酒造・磐城壽（いわきことぶき）、南会津町の花泉酒造・ロ万（ろまん）、白河市の有賀酒造・陣屋（じんや）です。

牡蠣×日本酒銘柄
「磐城壽（いわきことぶき）」

プリプリでミネラル豊富な宮城県南三陸ブランド牡蠣「戸倉っこカキ」には、酸味と華やかな香りを持つフルーティーな磐城壽の酒粕がよく合います。牡蠣の旨味が磐城壽の酒粕と合わさることで、香りや酸味が加わり、濃厚な磯の香りとほんのりとした酒粕の風味が相まって、抜群の相性を生み出します。

さわら×日本酒銘柄「ロ万（ろまん）」

宮城県で水揚げされた天然さわらの淡白な白身には、わずかな酸味と甘味があり、香り高いロ万の酒粕がよく合います。さわらの淡白さに繊細な香りが調和し、さっぱりとした白身に、酒粕と味噌のコクが際立ちます。

銀だら×日本酒銘柄「陣屋（じんや）」

脂がのったアメリカ産の天然銀だらの濃厚な脂には、雑味がなくすっきりとした味わいが特徴の陣屋の酒粕がよく合います。陣屋の酒粕のおかげで、きめ細かな身質とまろやかな脂の甘みが感じられます。

魚好き・酒好きにおすすめの
ありそうで無かったセット

100年の老舗魚屋が選んだ魚介と、日本酒好きなら誰もが知る日本屈指の酒どころ福島の酒粕を合わせた、かなり気が利いたセットです。魚種に合いそうな福島県産の地酒を7〜8種類用意し、試食を重ねて、最良の組み合わせを商品化しました。前日に冷蔵庫でゆっくり解凍した後、網やグリル、またはクッキングシートを敷いたフライパンで焼いてお召し上がりください。