自社栽培の紀州南高梅でつくる
マルヤマ食品の
「紀州梅干」

日々の食卓に、静かに色を添えてくれる梅干。そのなかでも紀州南高梅を使った「紀州梅干」は、和歌山の豊かな自然と、長い歳月をかけて磨かれた人の技が生んだ、日本の大切な文化です。
1955年創業のマルヤマ食品は、和歌山県みなべ町の自社農園で大切に育てた南高梅を使い、余計なものを加えず、梅本来の豊かな香りと旨みを活かす昔ながらの製法で梅干をつくっています。このようにしてつくられた梅干は、毎日食べても飽きることがなく、暮らしに寄り添う優しい味わいが、多くの人に親しまれています。
国産梅という、
失われつつある日常の贅沢
マルヤマ食品が梅干に使う南高梅は、樹上で十分に熟し、自然に落果するのを待って収穫される完熟梅です。その香りは芳醇で上品、皮は驚くほど薄く、果肉はぽってりと肉厚で、口に含んだ瞬間にとけるような柔らかさです。
効率を優先するのではなく、自然のサイクルに合わせ、手間を惜しまず育てられた国産の南高梅はとても希少です。
ただでさえ希少な南高梅ですが、近年は気候変動の影響を受けて、収穫量が激減しています。国産梅自体の収穫量も2023年の95,500tから2024年の51,600tのように約46%も落ち込む年もありました。
収穫量が減る一方で、品質の高い国産梅への需要は衰えず、本物の「紀州南高梅」は、ますます手に入りにくくなっている状況です。
※農林水産省 令和7年「作況調査」(令和7年11月発表)、令和7年「農林水産物輸入概況」(令和8年5月発表)
マルヤマ食品の
梅干の美味しさの理由
南高梅の栽培が難しい近年のような状況にあっても、マルヤマ食品の梅干は「自社農園」で栽培した南高梅を使い続けています。自分たちの手で土を耕し、剪定を行い、木々の変化を見守る。効率や規模だけを追い求めるのではなく、この「自社栽培」という誠実なプロセスを貫くことで、ひと粒ひと粒に責任を持ち、確かな品質を守り続けています。
マルヤマ食品のある和歌山県みなべ町は、カルシウム分を豊富に含む「瓜溪石(うりたにいし)」が混ざる特殊な土壌と、黒潮による温暖な気候に恵まれています。この風土が、南高梅特有の「薄い皮」と「柔らかな果肉」を育みます。
また、樹上で十分に熟し、自然に落ちる「完熟梅」は、熟しきる前に収穫したものに比べ、香りがとても豊かで、口の中でとろけるような繊細な食感に仕上がります。
収穫後は、一粒ずつ丁寧に水洗いして塩漬けにし、紀州の太陽の下で天日干しします。伝統的な製法を守りつつ、最新設備を備えた工場で衛生管理を徹底することで、安心して食べられる梅干づくりに努めています。
「梅は農産物である」という原点を忘れず、素材が持つ本来の力を最大限に引き出す。そんな誠実な姿勢が、世代を超えて愛される、穏やかで奥深い味わいを生み出しています。
マルヤマ食品の梅干
ラインアップ

昔ながらの塩だけで漬けた梅干
「白梅干」
紀州南高梅の本来の美味しさを、最も素直に味わえるのが「白梅干」です。
原材料は梅と食塩のみ。シンプルだからこそ、自社農園で育て上げた完熟梅の良質な酸味と溢れ出す旨みが際立ち、どこか懐かしくも力強い味わいが口いっぱいに広がります。
この純粋な酸味は、「炊きたての白米」との相性が抜群です。お米の甘みを最大限に引き立て、最後の一粒まで食欲をそそるその存在感は、まさに食卓の主役。余計なものを一切加えないからこそ、毎日食べても飽きがきません。食欲のない朝や、胃腸を労わりたいときのお粥やお茶漬けにも、ぜひ添えていただきたいひと粒です。
お茶請けや洋食にも相性よし
「匠」「技」
最近では、塩分を控えめにし、梅本来の甘みを引き出す仕立て方の梅干も好まれています。
まろやかな味わいの「匠(焼壺入り)」は、塩分は約10%と抑えつつ梅の旨みを凝縮したひと粒です。酸味と甘みのバランスが絶妙で、緑茶や番茶のお供として「お茶請け」に選べば、疲れた心身に染みます。
ソーダを注いだグラスの中で梅をほぐせば、炭酸の刺激と梅の酸味が調和して爽やかなリフレッシュドリンクに。また、焼酎の中でほぐせば完熟梅のコクが溶け出し、深みのある味わいに。落ち着いた質感の美濃焼の壺から梅干を取り出して始める晩酌は、大人の贅沢です。
しそ漬け梅「技」は、赤しその爽やかな香りが完熟梅の酸味を上品に引き立てます。塩分は約9%。国産の赤しそを使い、アミノ酸系調味料や着色料は使用していません。
豊かな果肉は、調味料としても優秀です。和え物や冷奴に添えるだけで、味に奥深い変化を与えてくれます。また、包丁で軽く叩いてペースト状にし、オリーブオイルや蜂蜜と合わせれば、簡単に自家製の梅ドレッシングがつくれます。その他、パスタのソースに加えたり、チーズと一緒にクラッカーに乗せたりと、洋風アレンジもぜひお試しください。
大切な方へ健康を願う贈り物
「瑞宝」
贈り物としておすすめしたいのは二種類の梅干をアソートにした「瑞宝」です。
マルヤマ食品の自社農園で丹精込めて育てられた紀州南高梅でつくられた紀州梅干のなかでも、特に大粒で形の整った品質の良いものを厳選。一粒ずつ丁寧に個包装し、上品な意匠の箱に収めました。
うす塩南高梅「至宝」は、塩分を約5%まで抑えたフルーティーな味わい、紀州蜂蜜梅「紀の和み」は、レンゲ蜂蜜を加えて漬けた爽やかな酸味とほのかな甘みが特徴で、塩分は約8%です。
季節の挨拶や慶事の手土産など、礼を尽くしたい場面にも、産地が保証する確かな品質と職人の誇りをもって、自信を持ってお届けできます。
手軽に美味しく塩分補給
タブレット菓子「梅と塩」
タブレット菓子「梅と塩」は、バッグやデスクにも忍ばせやすいサイズ感と手軽さで、まさに「持ち歩ける梅干」です。
食塩のみでつくられた紀州産梅肉を天日乾燥させた小さなタブレットで、口に入れた瞬間に梅干らしい香りと酸味、そしてキリッとした塩味が広がります。
夏のおでかけやスポーツの合間の手軽な塩分補給として、また、仕事や勉強、運転中の気分転換など、場所を選ばずサッとひと口で気分を整えてくれます。
マルヤマ食品の紀州梅干は、単なる美味しい保存食ではなく、日本の文化と生産者の想いが凝縮された特別なひと粒です。ふっくらとした果肉、部屋に広がる芳醇な香り。あなたの暮らしを彩る紀州梅干を、ゆっくりとお楽しみください。あなたとあなたの大切な人の日々の食卓が、このひと粒でより穏やかで豊かなものになることを願っています。











