『御坂の種なし巨峰』

山梨県　御坂地区にいってきました

甘くてコク深い「巨峰」 王道の黒ぶどうとして子供からお年寄りまで大変人気です。
全国でも広く栽培されている品種ですが、
市場でも特に「高品質で美しい房をつくる」と評判の高い　山梨県　御坂地区の圃場にいってきました。

レベルの高い　御坂地区のなかでも
最上等級「雅(みやび）」を昨年約60房も出荷された 腕利きの生産者　岩間さんです。

収穫約1ヶ月前で色づきは疎らですが、既に美しいです。粒の揃い、並びがお手本のようなぶどうです。

ポイント① 1房は35〜45粒に制限
綺麗な粒の並びになるように 御坂地区では　摘粒時の”ハサミの入れ方”まで農協が細かく指導します。
しかし、粒の太り方などは経験則でしかなく、生産者の技術もないと美しい房は完成しません。
また、粒が大きすぎて香りが弱い、甘さが薄い…そんなことがないように巨峰の本来の美味しさが引きだされる
「一房に35-45粒」にこだわって摘粒をしています。 全ての粒がきちんと甘く香りが濃く仕上がるのです。

ポイント➁ 最後までクラフト（袋）を外しません。
黒葡萄の大敵である「晩腐病」を防ぐために岩間さんは全ての房に袋をかけています。さらにクラフトとよばれる傘もかけています。これは強い日光から起こる「ヤケ」を防ぐためです。一房に対し二工程以上おおく手間をかけています。そして、美しい外観を保つために収穫最後まで袋や傘は外しません。

ポイント③ ブルームを落とさないように繊細に扱います。
消費者に届くまで、ブルーム（※表面についている果物が自身を守るための白い粉）が落ちないようにします。
基本的に実の部分は触らず、軸の部分のみを触って作業をします。
ブルームを残すことで美しさだけでなく、鮮度も保持されるのです。

御坂地区では農協と生産者が一丸となって栽培管理を行いその品質を守っています。
既に市場では「御坂ブランド」が浸透しており、国内だけでなく、海外からも非常に引き合いが強いです。
贈り物としても「御坂の種なし巨峰」は自信を持っておすすめいたします。