長期熟成安納紅芋

徹底した温度・湿度管理がされた貯蔵庫で40日以上貯蔵します。芋は熟成されるとでんぷんが糖に代わり、甘さが増します。この長期熟成により、甘さと美味しさが引き出されるのです。

非常に甘く、他のサツマイモとは異なるねっとりとした食感が美味しいと評判のこの安納紅芋。しかし、不格好ゆえ店頭販売では見向きもされず、一時は大きく収穫量が減った時期もありました。
それでも農家の方々が「伝統のあるこの芋をこの世から無くしてはいけない」との思いで栽培を続け、ようやく多くの方にこの安納紅芋の美味しさが広まっていきました。

甘くとろけるような美味しさを引き出すコツは、「時間をかけて加熱」することです。 急速に加熱するのではなく、オーブンやトースターなどでじっくり焼き上げますと、 安納紅芋が本来持つ甘み、なめらかな食感がぐっと引き出されます。

写真の『安納紅芋』は800Wのトースターでじっくり焼きました。 アルミホイルに包み、芋をひっくり返して、まんべんなく焼くこと実に45分、 さらにホイルをはずして、焼き色を１５分程つけると、 芯まで柔らかいしっとりとした《極甘焼き芋》の出来上がりです。