干し柿 通販|豊洲市場ドットコム
伝統の味「干し柿」を愉しむ
甘いだけじゃない日本の干し柿
日本の柿の歴史は古く、品種は1,000にものぼります。しかし、そのほとんどが渋柿で、そのままでは食べられません。普段、見かける美味しい柿は甘柿という渋柿の突然変異で生まれた柿で種類も20程度と限られています。
柿の渋みは果肉に含まれるタンニンが原因。干し柿は、皮をむいて干すことでタンニンの渋みを抜きます。また干すことで余計な水分が抜け糖の密度が増し、独特の風味の「干し柿」に仕上がります。
日本各地で、渋抜きの技術、干し方、さまざまな工夫が長年に渡り受け継がれ、現在の干し柿が作られています。冬の軒先に干された柿は「柿暖簾」として継承される日本の原風景です。
半生食感、とろける『あんぽ柿』
名前の由来は、皮をむいた柿を天日に干すことから、「天干柿(あまほしがき」と呼ばれ、明治に入り「あんぽ柿」となり定着しました。皮むき後の状態から、水分量を50%ほど残し干し上げたものが「あんぽ柿」で、半生のとろっとした食感が楽しめます。
ひとくちごとに味わいが変化する『枯露柿』
名前の由来は、庭先に皮をむいた柿を並べ、天日で乾燥させるとき、柿全体に陽が当たるように、適当な間隔をおいてコロコロ位置を変えることからきています。柿の水分量を25%残すくらいまで干し上げたもので、食べ応えのある食感に、柿の濃厚な風味と甘さが味わえます。
当店ではギフトだけではなく、ご自宅用にも楽しめる豊富なラインナップをご用意しました。
どうぞ日本伝統の味「干し柿」の世界をお楽しみください。