強い甘みを持つ昔ながらの葡萄
寒い冬に食べられる希少なぶどう「スチューベン」です。
粒が小さく同じ黒系ぶどうであるスチューベンは、噛まずに種ごと飲み込むのが通の食し方です。
葡萄産地の生まれの人は、食べるのが早いです。これは種も一緒に飲み込むからなのですが、このぶどうはそういった食べ方が正解です。皮は硬いので吐き出すことをお勧めします。
ジベレリン処理による種なし処理や、実を大きくする肥大処理を行っておらず、津軽の寒冷な気候風土の助けにより、病害虫防除も最小限に抑えて栽培されています。
皮の色素はポリフェノールを含みますので、よく洗って、皮ごと強力なミキサーにかけてジュースにすれば、スチューベンの濃厚な味と栄養分を、丸ごとお楽しみいただけます。
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消費期限 | お早めにお召し上がりください。 |
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保存方法 | 冷蔵 |
【スチューベンとは】
アメリカのニューヨーク州生まれで、ニューヨーク農業試験場がウエインにシュリダンを交配して育成した品種で、昭和22年(1947年)に農林省果樹試験場が導入し日本に紹介されました。青森では全生産量の約8割を占めます。ぶどうとしては珍しく温暖な地域での栽培に不向きな品種で、津軽平野はほぼニューヨークと同じ緯度で気候風土が似ているため、栽培に適しています。実はこのぶどうの真骨頂とも言うべき特徴があります。ぶどうでは珍しく寒い地域に耐えうる品種で、奇跡的な貯蔵性を持ちます。さらに、りんごで培った貯蔵技術を持つ青森で、完熟で収穫した実を低温貯蔵しさらに熟成させ、翌年2月までおいしくぶどうを楽しめるのです。
【垣根仕立て】
日本のぶどう畑といえば、ぶどう棚といわれるように、袋かけして棚にぶら下がったような育て方が一般的ですが、雪深い青森ではヨーロッパのぶどう農園でよく見受けられるような垣根仕立て(ウォークマン方式)で育てます。
【ショ糖を含む珍しい品種】
糖度は20〜22度(巨峰で平均18度)。日本の葡萄の甘さは主に果糖とブドウ糖で構成されていますが、スチューベンは葡萄の中でもショ糖を含む珍しい品種です。強い甘さが持続する特徴があるため、一口食べればとろりとした甘い香りが広がります。