滑らか食感が美味
献上柿の郷・北御山生産組合の『会津身不知柿(あいづみしらずがき)』です。
北御山生産出荷組合の献上柿の歴史は古く、昭和3年の会津藩ゆかりの松平勢津子様(故人)が秩父宮様とご結婚されたのを祝い、天皇家・各宮家に柿を献上したのが始まりです。
福島県知事より皇室・宮家へ献上されます。
「献上柿」に選ばれるには、北御山で作られる『みしらず柿』であること以外にも、3つの基準があります。
1、綺麗な楕円で丸みを帯びた「みしらず柿」固有の形状であること
2、傷や擦れなどが少なく果皮が美しいものであること
3、柿1個あたりの重量が260g〜290gであること
今回お届けするものは、献上柿の郷”北御山生産組合”の人の手により1個1個厳しい検品を通過した「会津身不知柿」です。お届いてからはサクッとした食感、追熟してからは伝統的な焼酎による渋抜きが作りだすトロっとした食感をお楽しみください。
■キズありの訳あり規格はこちら
この商品に関するご質問、お問い合わせはこちらから
消費期限 | 目安として発送から3〜5日 |
---|---|
保存方法 | 涼しいところに保管してください。 |
販売情報 | 販売終了 |
【北御山生産者組合の「会津身不知柿」】
別名「西念寺柿」とも呼ばれ、今から500年ほど前に福島県二本松市小浜にある西念寺の住職が、柿の苗木を中国から持ち帰り、栽培を始めたことが発祥とされています。
組合員には200年以上前から代々この地で「みしらず柿」を作り続け、現八代目という農家もあります。「みしらず」の名には諸説ありますが、
「枝が折れるほど実をつける身の程知らず」
「美味しくて我が身を省みず食べ過ぎてしまう」
あるいは徳川将軍が「未だかかる美味なる柿を知らず」と喜んだ、などが伝わります。 別名「西念寺柿」とも呼ばれ、今から500年ほど前に福島県二本松市小浜にある西念寺の住職が、柿の苗木を中国から持ち帰り、栽培を始めたことが発祥とされています。
皇室と宮家への献上は、会津藩にゆかりのある故・松平勢津子様が秩父宮様とご結婚されたことを祝したのが始まりです。
商品の購入はこちら
北御山生産出荷組合の献上柿の歴史は古く、
昭和3年の会津藩ゆかり(故) 松平勢津子様が
秩父宮様とご結婚されたのを祝い、
天皇家・各宮家に柿を献上したのが始まりです。
献上する会津みしらず柿は、
選別→磨き→和紙で包む→梱包の手順で準備されます。
選別された箱の規格・重量は60玉・約15kg。
6箱を福島県知事より皇室・宮家へ献上されます。
下記画像は2017年に行われた献上式の様子です。
みしらず柿は、別名「西念寺柿」と言い、約500年ほど前に現在の福島県二本松市小浜にある西念寺の住職が柿の苗木を中国から持ち帰り、栽培したことが発祥とされています。
当時から、甘柿と渋柿の双方があったそうです。
その後、会津に移住した際に持ち込まれ、現在の「会津身不知柿」となったと言われております。
・我が枝が折れるほど、たくさん実をつける身のほどを知らず
・あまりの美味しさに我が身の心配も忘れ食べ過ぎてしまう
・徳川将軍に献上したところ「未だ、かかる美味の柿を知らず」と賞賛の言葉
これらの説から、「身不知柿」と名づけられたのです。
過去、会員数が多い時には28名在籍しておりました。現在の北御山生産組合の会員数は9名のみ。戦後の高度成長を背景に、農家だけを生業とする組合員が減っていきました。
そして柿全般に対する需要は低くなる一方、他の品種が優良種として開発され市場を席巻したのがその理由です。
時代背景もあり、現在のみしらず柿の専業農家は2名しかおりません。
その専業農家の一人、山内さんは゛会津みしらず柿農家の8代目。西暦にして1781年、元号は天明1年の時代頃から柿農家とし生業を続けています。北御山生産組合の歴史も組合員の血筋も代々受け継がれる土地と共にみしらず柿を守り続けております。
北御山地区は南側斜面に面した扇状地にあります。
一年を通して西日が多くあたるため日射時間が長く、
みしらず柿の栽培に適した環境を作り出しています。
気候は寒暖の差が大きく、夏の暑さも冬の寒さも厳しい地域。
気温変化は果樹栽培において大きく影響を及ぼします。
会津若松より約20キロ離れたところに猪苗代があり、
この地域ではみしらず柿の栽培において適した気候ではありません。
会津若松の標高が約200mに対して、猪苗代は約500m。
標高、約300mの差が北御山地区の気候に絶妙な好影響を与えているのです。
会津若松がみしらず柿の産地として名高い理由は、絶妙な自然環境に適応し、
受け継がれていった固有種が、
献上柿とされるみしらず柿の歴史へと繋がっています。
みしらず柿の渋抜きには大きく2つ方法があります。炭酸ガスによるものと焼酎を柿に散布して行うものです。北御山生産組合はこの地で長らく受けつがれている、「焼酎」による渋を抜く方法を守り続けています。
炭酸ガスを用いると、渋が抜けるまでにわずか4日と短時間で行うことができますが、焼酎による渋抜きは2週間もの時間がかかります。さらに、焼酎による渋抜きは炭酸ガスに比べて傷みが出やすく、正規品になる比率が落ちてしまいます。焼酎による渋抜きは効率面でも生産面でも大変非効率です。
それでも焼酎による渋抜きを守り続ける理由は、みしらず柿特有の「トロリとした絶妙な滑らかさ」は、焼酎による渋抜きで無いと出ないからです。みしらず柿は会津の故郷の味です。他の柿とは異なる独特の触感は、「北御山の土地、みしらず柿の品種特性、そしてこの伝統的な渋抜き」の3つがあって初めて成立します。
次世代にこの本等のみしらず柿の味を残すため、北御山生産組合では伝統を守り続けるのです。
ご自宅に到着した後に箱から柿を取り出し、室温約25度・湿度低めの場所に3〜4日程置き追熟をしてみてください。すると、果皮が少し橙色に変ります。みしらず柿の品種特性である、サクッと触感を楽しめます。
ご自宅に到着した後に箱から柿を取り出し、室温約25度・湿度低めの場所に3〜4日程置き追熟をしてみてください。すると、果皮が少し橙色に変ります。みしらず柿の品種特性である、サクッと触感を楽しめます。
※追熟する速度が早いので半日に1回、確認していただくのがお勧めです。
熟度を見極めるポイントは、果皮が橙色に色が変り、果肉に触ると柔らかさを感じられるようになります。
クレジット・銀行振込・代金引換、各種の決済サービスに
対応しています
商品名:献上柿の郷・北御山生産組合 山内さんの『会津身不知柿(あいづみしらずがき)』福島県産 3L以上 約2.5kg(8〜10玉) ※常温