美味しさ高める葉とらず栽培
腕利きの農家集団「岩木山麓葉とらずりんごの会」が作る葉とらずりんご「ふじ」です。
着色が弱く、果皮にスレ・キズがある見た目こそ訳ありですが、パリッとした食感とシャリシャリの果肉、噛むほどに果汁が溢れる、誰もが好きになる林檎です。透過式光センサーで糖度12度以上で選果しています。
葉とらず林檎は、文字通り林檎の樹に葉を残し、しっかりと光合成させることで果肉のデンプン質を糖化させます。葉の陰になる部分は着色がすすまないため、赤い林檎は斑になり易いのですが、着色と美味しさは必ずしも一致しません。むしろ、葉とらず栽培は、果実本来の「風味」や「栄養分」を味わう事が出来る方法です。しかし、市場では見た目が地味なので、正直なところ評価されないのが非常に惜しい林檎です。
葉とらずりんご「ふじ」は、全てが蜜入りとは限りません。ただ、「しっかりと光合成した林檎は、蜜入りが少ない」と生産者は言います。
もともと、デンプン質が糖化する過程で生成されるソルビトールという成分が「蜜」の正体。蜜には、「1.糖になる途中、2.果肉に糖が飽和し蜜のまま残ったもの」の大きく2種類あります。一見すると、2の状態の林檎が良さそうなのですが、これは熟度が高すぎるため、傷み易い難点があります。
つまり、蜜が糖化し、果肉に糖がちょうど良く蓄積されたものこそが、美味しい林檎を長く楽しめる状態なのです。
どうぞ旬の味をお楽しみください。
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消費期限 | 青果物のためお早めにお召し上がりください。 (目安として3〜5日) |
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保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売終了 |
■葉とらず栽培
太陽光を多く吸収する為、「葉摘み」をし過ぎず枝に葉を残す栽培方法です。葉が多くあると、果実が葉の影に隠れてしまうために赤色が斑になってしまいます。ですが、光合成を沢山する事ができるので糖度が上がり、味ののった濃いりんごが出来上がります。
■岩木山麓葉とらずりんごの会
岩木山麓葉とらずりんごの会は、全品種で「葉とらず」を主として栽培しています。
「葉とらず」栽培は、りんごの葉に日光が十分当たり糖分が蓄積され、果実本来の「風味」や「栄養分」を味わう事が出来る栽培方法です。一方で、葉の陰になる部分は着色がすすまないため、特に赤りんごは斑となる場合があります。着色と美味しさは必ずしも一致しないのですが、市場では評価されないこともあるのです。
「岩木山麓葉とらずりんごの会」では、「見栄えよりも味」を合言葉に、葉を取らないことを前提に、果実の数や位置を考えながら、雪深い真冬の剪定作業から取り組みます。