一般店頭ではなかなか見かけない、希少品種「福水(ふくすい)」梨です。
奈良県 万福農園では二十世紀梨の栽培が約8割を占めていますが、魅力的な品種も数本ずつ栽培しています。この福水もその美味しさに惚れ込み、約3年前に栽培をスタートしました。そして今年、やっと出荷できるまでに樹が成長しました。
梨は10年以上の樹からとれる果実が大きくなり美味しいと言われているのですが、この福水梨は3年目の樹でも十分に甘くておいしいです。それもそのはず、吉野川から水をくみ上げ畑にまき、標高の高い場所で太陽をさんさんと浴び、日中の気温は35度近く、夜は高原らしい涼しさで寒暖の差10度が味を高め、さらに収穫時期を1玉1玉見極めています。
シャリっとした食感は幸水梨のようで、果汁が溢れ強い甘さを最初に感じます。甘さのあとにさわやかな酸味を感じ、後味はスッキリです。
今後、ますます樹が成熟し美味しくなるであろう期待の品種を先どりでお楽しみください。
消費期限 | 早めにお召し上がりください |
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保存方法 | 常温でお届けします |
販売情報 | 販売期間:'23/8/29 00:00 ~ '23/10/2 08:00 販売終了 |
▼奈良県吉野郡「大阿太(おおあだ)高原」
関西では「梨(なし)」の産地として有名で、【1】標高150〜200mの盆地状で寒暖差が大きいこと、【2】ミネラル分を多く含む赤土であることが果樹栽培に適した土地です。特に梨については、糖度が高く、有機酸・香り成分などが豊富。汁気が多くて歯触り・舌触りも良いなど、品質の高さで知られています。今では鳥取が二十世紀梨の一大産地ですが、栽培は吉野エリアの方が先だっと言われています。
▼万福農園
万福農園の三代目中西順一さんは梨農家約20年。試行錯誤を繰り返し農薬の使用を極力抑え自配合の有機質100%の配合肥料をベースにピーナッツの搾りかすなどを使うなどしています。
▼福水梨
この福水は1999年に三重県津市の藤井崇明さんが「筑水」の実生から選抜育成したものです。見た目豊水のような赤梨で表面は少しザラザラとしています。