阿新の『ニューピオーネ』岡山県産ぶどう 秀 2房 計約1.1kg 簡易箱 ※冷蔵

【阿新の歴史が生んだ特有の栽培方法】
昭和50年代後半まで葉たばこの一大産地だったJA阿新管内の圃場では、他の産地にはない光景が広がります。
当時、畝間の蒸散防止、雑草防止のため広葉樹の落葉を集めて、圃場に敷き詰めていた名残から、現在でもブドウの圃場全面に落葉を敷き、カヤを敷き詰め、土づくりを行います。
落ち葉は自然の堆肥となり、有機物の補給、土壌の水分の適正保ち、カヤに覆われた地表面は乾きやすいため、病害の発生を防ぎます。
不必要な農薬の使用も抑えられます。地域全体でこの栽培を取り入れ、「阿新のピオーネ」の品質維持に努めています。

【ピオーネ】
ピオーネはイタリア語で「開拓者」の意味。
昭和32年、静岡県の井川秀雄氏が巨峰とカノンホールマスカット（英国品種）を掛け合わせて開発されました。
巨峰ゆずりの上品な香りと柔らかな果肉、カノンホールマスカットの粒の大きさを受け継いでいます。大きいものでは20ｇを超すほどのボリュームで、酸味が少なく濃い甘さが人気の品種です。