元は野生種であるヤマブドウはヴィティス・コワニティに属し、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローといった欧中東系のヴィティス・ヴィニフェラ、いわゆるワイン用ブドウとは違います。
ワイン造りはもちろん、栽培も樹勢が強くて枝が伸びるのに栄養が行って実がならないなど難しく、蒜山高原に自生していた1,000本もの野生の樹から糖度が高く酸味が少ない、ワインに適した実がなる樹を10年かけて選抜したりと様々な苦労を重ねてきました。そうしてなったブドウの収穫の時を見極め、ブドウの個性に合わせて醸造し、さらに樽で熟成をさせて仕上げます。
樽はフランス中南部アリエ産オークの小樽を使用。一樽一樽に個性があり、それらを把握するエノログ(杜氏)が熟成のタイミングを計りながら、繊細なヤマブドウの風味にどっしりとした膨らみを与えます。
しっかりしたフルボディに溌剌とした酸味と柔らかな渋みが心地よい、蒜山の自然から生まれたヤマブドウと、その向こうにそれを表現するエノログの技術や感性の輝きが透けて見えるようなワインです。
※お酒は20歳になってから…「未成年者への酒類の販売は固くお断りしています。」
飲酒は20歳になってから
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店舗 | 農業生産法人 ひるぜんワイン有限会社 |
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商品番号 | M004-390-3-00001 |
セット内容 | 『山葡萄(赤) HILLZEN RED』 岡山産 720mL×1本 |
原材料名 | 酸化防止剤(亜硫酸塩)含有、アルコール度数13.0% |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 10%標準税率 |
消費期限 | |
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保存方法 | 12度〜15度のワインセラーまたは振動のない冷暗所 |
販売情報 | 販売終了 |
山ぶどうに恋するワイナリー
元来は野生種である「ヤマブドウ」ですが、蒜山高原ではのびやかな大地と冷涼な気候を生かし、昔から栽培が行われてきました。ジャムやジュースなどの原料としても利用されてきましたが、『ひるぜんワイナリー』では四半世紀以上にもわたり、ワイン造りに励んできました。
野生ブドウは栽培そのものや醸造が難しいものとして知られており、「もともと山になっている物なのだから放っておけば実はなる」という訳にはいかず数々の試行錯誤。契約農家とともに、まさに手探りをしながらワインを安定的に供給できるまでになりました。