豊洲市場の目利き厳選 『長谷井商店が作る豊洲おでん種セット』6種12品 ※冷蔵

長谷井商店のさつま揚げを初夏に当店で販売開始して以来、おかげ様で本当にたくさんの皆様からありがたいお言葉を頂戴している。
中でも意外と多かったのが、「岡山を離れて長いが、まさか長谷井のさつま揚げを自宅で食べられるとは」という声。
我々としても、もっと言えば長谷井商店としても本当にありがたく胸に染渡る言葉だ。
ならばもっともっと喜んで頂きたい。

長谷井商店担当者・豊洲市場中央魚類のさつま揚げセリ人・豊洲市場ドットコム水産バイヤー2名の計4名で発起し、秋冬の定番ともいえるおでん用のセットを開発した。
これからの季節に嬉しいメニューだ。

お品書き

（写真右上から時計回りに）
倉敷椎茸天・かきあげごぼう天・大葉ごま天・だるま揚げ・ねぎしょうが天・北海道産ほたて天の計6種をご用意。
社員人気No.1のだるま揚げは勿論の事、長谷井の商品群より旨味が強く、副素材をしっかりと感じられることができる商品を厳選した。
倉敷名産の椎茸、北海道産のホタテ、清流で育った大葉等国産原料を積極的に使用している。

さつま揚げからでる
濃厚な出汁

既に長谷井商店の製品を召し上がったことがある方へは改めての説明となるが、長谷井商店は原料のすり身や副材料の野菜・海産物への拘り方が尋常ではない。
主原料のすり身は原料ランクで一番上、高級蒲鉾を作る様なメーカーが使うランクのものを使用。普通のさつま揚げでは、揚げてしまうから原料がそこまで一級ではなくても差しさわりない、という理由で、皮目に近しい部分のBクラス（下から2番目）前後の原料を使用する。
副材料も機械が詰まるのでは！？と危惧してしまう程素材の切り方が荒く、 またゴロっとそのまま入っている。

つまり、さつま揚げから非常に濃厚な出汁・旨味が出るという事。
そしてそれぞれのさつま揚げから出る旨味をまとったさつま揚げがそのまま食べた時とは全く別の旨さに変わるのだ。
これは是非練り物好きな方々に体験して頂きたい至福の世界だ。

出汁を沸騰させてから
合計20分が目安です

添付の出汁1袋に対して1,300〜1,500mlの水を入れてまず出汁を沸騰させる。
沸騰したら弱火にし、大葉ごま天以外のさつま揚げを入れて5分程煮込む。これは大葉・ゴマの風味が煮込みすぎると消えてしまう為である。
そして大葉ごま天を加えてさらに5分程煮込み火を止めて粗熱をとる。この最後に少し冷ますという工程があることで、全体に味が染み込むのだ。
最後に召し上がる前に弱火で温め直せば完成だ。

椎茸の歯ごたえ、しょうがの風味、だるま揚げの優しい甘みが存分に味わえる「お店の味」をご家庭で簡単に楽しむことができる。練り物がここまで主張してくるおでんもそうそうない筈だ。
勿論おでんの定番である玉子や大根を入れても、練り物の出汁をタップリ吸うのでとても美味しく仕上がる事だろう。
ちなみに、少し練り物を残しておき最後にうどんで締めてもとてもとても美味しいのだ。

鍋物の登場頻度が増えてくるこれからの季節に、是非とも我々がお勧めしたい商品だ。