食べて応援!訳アリ富士柿を特別価格でご案内します
送料込
酷暑の影響で日焼け果やカメムシの被害で訳アリ果が大量発生しています。皮をむく際にカットしてしまえば、その他の部分は美味しく食べることができます。平均糖度15度のなめらかな食感が特長の高級ブランド柿「富士柿」をこの機会に特別価格でお楽しみください。
愛媛県八幡浜市内で生産された「富士柿」は大玉で糖度が高く人気のブランド柿です。在来品種で「甲州百目(こうしゅうひゃくめ)」とも呼ばれています。岐阜県や福島県では 干し柿としても有名で「蜂屋(はちや)柿」、「あんぽ柿」という名で通っています。
他の柿と比べ、「富士柿」は種がほとんど無く、繊維も少ないことから、まろやかな食感、上品な味わいを楽しめます。一口食べると豊富な果汁に、とろけるような食感、上品な甘さが口の中に広がります。
大きいものでは1玉500gにもなり、その大きさと逆さにした形が富士山に似ていることから「富士柿」と名付けられました。 固めで食べる、柔らかめで食べるどちらでもOK。常温で数日追熟して柔らかくなってくると、まるであんぽ柿みたいにトロットロになります。冷凍庫で凍らせると、シャリシャリとした果肉が口の体温でドロッと溶けてシャーベットのように食べられます。 平成15年度「農林水産大臣賞」も受賞した素晴らしい柿です。
※詳細はこのページの下部に記載しています。
※画像はイメージです。
※個数の目安は6〜13個です。
★旬の「柿」をお取り寄せ
★今の時季おすすめのフルーツはこちら
この商品に関するご質問、お問い合わせはこちらから
消費期限 | ※早めにお召し上がりください。 |
---|---|
保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売終了 |
▼訳アリ・無選別品です
2024年は酷暑の影響で日焼け果やカメムシの被害による「訳アリ」が多く発生しています。通常であれば規格外品として加工に回すのですが、それでは生産者の収入が減ってしまいます。愛媛県JAにしうわ富士柿出荷部会は初の試みとして訳アリ果を出荷することになりました。
▼JAにしうわの富士柿はここが違う!「渋抜き」
全国で一般的に取り入れられているCTSD法(炭酸ガス+アルコール脱渋法)では渋が抜け切れず黒変してしまうため、部会で試行錯誤して開発した新しいシステムを実用化しました。これは、部会独自の方法であり、アルコールだけを利用し、10日程度かかっていた渋抜き期間を5日まで短縮することのできる短期間アルコール脱渋システムです。この方法は炭酸ガス方式と比べ、風味が良く、味がとてもまろやかになります。
酷暑の影響、台風の影響、カメムシの被害・・・
10月中旬から11月上旬にかけて、愛媛県八幡浜市では高級ブランド柿「富士柿」の収穫がピークを迎えます。その立派な見た目と高糖度という特徴から贈答用として人気が高い柿です。
しかし、今年は8月の猛暑による「日焼け果」や台風の強風による「スレ果」、さらに6月〜8月に全国的に大量発生した「カメムシの被害果」が多く発生してしまっています。収穫量は昨年の2割減、そのうち約1割が訳アリ果です。この訳アリ果は本来、規格外品として加工用で流通するのですがあまりにも多く発生しているため、当店では「ワルガキ(柿)」として応援販売をすることにしました。
富士柿は、愛媛県八幡浜市国木地区が発祥の地で、今では国木・牛名地区を中心に栽培されています。昭和2年に昭和天皇即位の記念として国木地区内で配布された蜂屋系の柿の苗の中から豊産性でしかも着色が良く果実が大型の変異な木が2本発見されました。その後、育種した品種で、果実が富士山のように大きな形状であったことから昭和30年に「富士柿」と命名されました。富士柿は渋柿でそのままでは到底食べられません。栽培している地区内で脱渋して出荷しています。
全国で普及していたCTSD法(炭酸ガス+アルコール脱渋法)では渋が抜け切れず、生産者が試行錯誤して開発した脱渋方法を導入しています。これは、部会独自の方法でアルコールだけを利用し、今まで10日程度かかっていた期間を5日まで短縮することのできる短期間アルコール脱渋方法です。この方法は炭酸ガス方式と比べ、箱を開いた時の風味が良く、味がとてもまろやかになることで富士柿を高級ブランド柿に引き上げました。
皮をむいてカットしてもいいですが、指で押して柔らかくなるまで追熟させ、半分にカットしてスプーンですくって食べるのもおすすめです。マンゴーのようななめらかな食感が楽しめます。
カメムシが嚙みついたところは、外から見ると少しへこんでいます。肥大する前に細胞が壊れてしまったので周りよりも成長せずへこんだ形になってしまいます。カットすると画像のように果肉が変色しています。身体に害があったり、傷みではないのでそのまま食べてしまっても大丈夫なのですが、「成長していない」=「熟していない」ため美味しくありません。ここを取り除いてしまえばそれ以外の果肉は美味しく食べることができます。
【カメムシが大量発生している理由】※諸説あります
カメムシの寿命は約1年半といわれています。冬を越す際に凍死してしまう個体が一定数発生していたためこれまでは自然界のバランスが取れていました。2022年、2023年と寒い期間が短く、最低気温もそこまで下がらない「暖冬」だっため、凍死する個体が少なくバランスが崩れてしまいました。越冬したカメムシが春に繁殖期を迎え、6月〜8月に大量発生することで、秋から冬にかけて収穫される梨、柿、みかんなどの作物に多く被害が発生しています。
また、ヒノキやスギの実などカメムシが好む餌が豊富にあるということも大量発生の理由といわれています。
富士柿の特長は1玉のサイズが大きいこと。選果時の最大規格は5Lサイズで1玉なんと490gUPというものもあります。今回はそんな大玉から1玉300g前後までサイズ無選別品のため、産地で選果の手間をかけず特別価格が実現しました。
八幡浜市は、県西南部、日本一細長い佐田岬半島の基部にあり、県都松山市から約80kmに位置します。年平均気温17℃、年間降水量1,700mmの温暖な瀬戸内気候です。
昭和32年頃、夏みかんに代わる作物として柿が普及し始め、個人脱渋・手選別で出荷が行われていました。昭和40年代から50年代当初、温州みかんの価格低迷で代替の有力作物として富士柿が注目され、国木出荷組合を中心に盛んに栽培が始まりました。
栽培面積は、市内の3支部(国木、合田、日土)併せて約45haあり、JAにしうわにある脱渋庫・貯蔵施設を組合で利用し出荷しています。2024年度の組合員数は、43戸です。
宇和島農業協同組合 白神 久継さん
これまでは生産者さんが食すか、地元の物産館などに卸すかなどで対処していましたが、あまりにも量が多く発生しているため、今年初めの試みとして、これまで集荷してこなかった訳あり品も受け入れることに決定しました。
生産者が1年をかけて大切に育てた「富士柿」をこの機会に色んな人に楽しんでいただきたいです。
富士柿部会 委員長 菊池 正登さん
1年かけて丁寧に栽培してきた柿ですが、残念ながら天候災害や虫の被害で規格外品となってしまいました。無選別品でもお客様に受け入れていただけるのか?という不安はありますが、どうか、味は極上の富士柿をお楽しみいただけたらと思います。
クレジット・銀行振込・代金引換、各種の決済サービスに
対応しています
商品名:訳アリ果を応援『ご家庭用 富士柿』愛媛県八幡浜産 サイズ無選別 キズ・スレ果 約3kg 簡易箱 ※常温【愛媛フェア】