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消費期限 | 目安として発送から3〜5日 |
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保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売終了 |
『さくら白桃』は白桃の中でも最も晩成の品種の一つで、福島では9月末から10月の前半に美味しさのピークを迎えます。
皇室献上桃でも知られる伊達を擁する福島ですから、さくらんぼよりも桃こそが本場。その中でも菱沼さんの桃はひと味もふた味も違います。園地に行くとまず驚くのがまるで森林のように生い茂った木々の葉っぱ。一般的には葉は桃の実を傷つける恐れがあるということで、必要最小限に切り落とされますが、菱沼さんの桃は葉がたっぷりと光合成をして樹に生命力が溢れることで、鈴なりの実にも栄養、すなわち美味しさが行き渡ります。
さらに実も無理に摘果しないことで、樹の力をそのままに引き出され、これほどに見事な桃が結実するのです。
そのために実は樹の高いところにも低いところにもなりますが、夏の暑い盛りにこれら全てに袋掛けをするのは我々が思う以上に大変な手間。1本の樹にだいたい600〜800袋。それが10a(およそ30m四方)の土地に50本。単純計算で30,000〜40,000袋を全て手作業で掛けるのですから、美味しくなるとは分かっていても、実践できるのは本当にごく僅かの農家さんだけなのです。
しかしそれを実際に行うのが菱沼さん親子。自分たちが我が子のように慈しんで育てた果物を食べた方が笑顔で美味しかったと言ってほしい、この先何も放射性物質の影響も出ず、福島だから買う・買わないではなく、本当にその品質が優れているからこそ選んでいただきたいという祈りと魂が1玉1玉に注ぎ込まれ、これほどの桃に育つのです。