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300セット限定

イベリコ豚の中で約5％の最高ランク ベジョータ

イベリコ豚の中で最高ランクのベジョータをしゃぶしゃぶ用にカットしました。 実はこのイベリコ豚は飲食店用にと輸入したもの。しかし、営業自粛や団体客のキャンセルなどの影響から余ってしまったというのです。通常、飲食店へはブロック肉のまま卸しているのですが、今回はこの時期にぴったりな「しゃぶしゃぶ用スライス」にしました。

最高ランクのベジョータはイベリコ豚の中でもわずか5％ほどしかいません。なので、余っているとはいっても入手できたのは300セットのみです。

イベリコ豚とは

イベリコ豚はスペイン西部地方にのみ生息するイベリア種というスペイン原産の黒豚です。飼育には通常の豚の何倍もの時間を費やします。デエサと呼ばれる広大な樫の森林で放牧され、自由に走り回り、1日約10kgものドングリを食べて育ちます。

イベリコ豚といえば「ドングリを食べて育つ」ということをご存じの方が多いかと思いますが、イベリコ豚すべてがドングリを与えられているわけではありません。ドングリを食べるのは最高ランクの「ベジョータ」のみ。スペインでは上質なイベリコ豚を厳選するために、厳しい基準が設けられていて、その中でランク付けされています。そんなベジョータは、 イベリコ豚の中でたった約5％しかいないの希少な豚なのです。

世界でも賞賛されているその肉質は、適度な運動により赤身にサシが入り、その脂肪には50%以上ものオレイン酸が含まれているといわれています。融点が37度といわれるその脂身は口の中で驚くほどサラッと溶け、甘味が強いのです。 今回は「赤身」と「脂身」を楽しんでもらいたいと思い、肩ロース部位にしました。 火を入れることでイベリコ豚の旨味が溶けだし、鍋に広がります。さっぱりとした味わいなので、いつもよりも多めに肉を食べ進めてしまう。寒い冬、鍋を食べることが多くなる時期ですが、ぜひ最高ランクのイベリコ豚ベジョータで楽しんでほしいです。