栽培・取り扱いが難しい千山種
当店でも人気の北蕉種から枝替わりで生まれた、孫剣龍さんの「千山種」は台湾バナナの希少品種です。
もっちりとした食感と深い甘み、豊かな香りが魅力です。
低地には向いておらず標高250メートルの高地で栽培されます。
さらに栽培期間も長く、通常の台湾バナナが8〜10か月なのに対して、13〜16か月、じっくりと栽培を行います。
生産者の孫剣龍さんは環境にやさしい農業を心掛け、土づくりからこだわり、栽培中には除草剤などは使用せず最低限の防除で自然に近い栽培を実践しています。
丘陵地ならではの排水の良さで根が健康に育ち、栄養効率が増します。
通常のバナナよりも房の間隔が狭いため、傷がつきやすかったり、熟してくると皮が割れてしまったりなどの特徴があり、日本の一般店頭では扱いにくいのですが、
当店ではその美味しさにほれ込み、数量限定で取り扱います。
多少の傷、熟して来た時の皮割れなどがございますが、ぜひこの美味しさに触れてください。
■青みが残った状態(ハーフグリーン)でお届けします
お手元で常温においていただくと徐々に黄色く熟します。
全体が熟すまで1週間〜10日程かかりますが、そのころの糖度は20〜24度に達します。(※現地計測に基づきますので、誤差がございます。)
大房でのお届けですので、日に日に変化する美味しさにもぜひご注目ください。
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消費期限 | 青果物ですのでお手元にご到着後は追熟の具合を見てお早めにお召し上がりください。
目安として3〜5日 |
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保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売終了 |
南投県は一年で平均19度という温暖な気候と、高地ならではの寒暖の差を備えています。
原生林が広がり、節女津危惧種である「石虎(タイワンヤマネコ)」の生息地としても知られる自然豊かな土地です。
台湾統治時代には南投県のバナナの味が高く評価され、皇室に献上されていました。
千山種は「集集山蕉」という品種で、集集村のバナナという意味です。
日本政府が集集村のバナナを皇室献上の際に「千山」と記したと言います。
それ以来、高級バナナの代名詞として、栽培が難しいながら「千山種」は代々受け継がれてきたのです。