一日食三棗 終生不顕老
台湾の健康食であり、身近なフルーツでもある「棗(ナツメ)」が登場です。原産国はインド。種名はインドナツメです。
日本でもメジャーな漢方薬の原料ともなる乾燥させた赤いナツメや、ナツメヤシ(デーツ)などは全く別物です。
見た目は小さな青りんごですが、中心に大きめの種があります。硬さ、食感は梨のよう。果汁に少しとろみがあり、ライチをあっさりとさせたような、国内に存在するどんなフルーツとも違う味わいです。
棗は世界三大美女の1人、楊貴妃が好んで食べたといわれ「一日食三棗 終生不顕老」(1日3粒の棗を食べることで、老いを防ぐ)という言葉が今も残っています。
また別名「脾(胃腸)の果」とも呼ばれており、食物繊維や葉酸、カリウムが豊富に含まれています。
今回の台湾産は検疫の問題が解決し、2018年にやっと輸入が認められました。
防かび剤不使用、ツヤを帯びた薄黄緑色の食べ頃でお届けします。
現地では丸かじりがスタンダード。それに倣って丸かじりでもよし。梨のように切って食べるもよし。
台湾での棗の旬は11〜3月。今でしか味わえない貴重な美味しさを召し上がってください。
★今の時期おすすめのフルーツはこちら
★市場の掘り出し物コーナーはこちら
この商品に関するご質問、お問い合わせはこちらから
消費期限 | なるべく早めにお召し上がりください |
---|---|
保存方法 | 冷蔵 ※薄黄緑になっていたら食べごろです。万が一深緑色の場合は熟しておりませんので数日室温においてください |
販売情報 | 販売終了 |
【棗と日本】
今ではあまり馴染みのない「棗」ですが、実は「万葉集」の歌に登場しており、初秋を示す季語になっています。つまり、奈良時代には既に渡来していたと考えられています。
「梨棗(なしなつめ) 黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ延(は)ふ田葛(くず)の 後(のち)も逢はむと葵(あふひ)花咲く」(万葉集・巻十六 三八三四番歌より)
※訳:梨、棗、黍に粟が実り、葛が花を咲かせる。その後は葵の花(あおい(あふひ)・会う)が咲くようにまた逢いましょう
当時の人々は薬として珍重し、各家家で栽培していたようです。
現在は食用としての用途は少なくなり、国内ではほとんど栽培されておりませんが、我々のご先祖様も食べていたかもしれない古のフルーツです。どこか懐かしさをも感じるかもしれません。
【棗輸入の流れ】
2018年にやっと輸入が認められた生果の「棗」。それまでの道のりは大変困難なものでした。検疫の都合上、害虫がいないことを証明できなければ入国させられません。
そこで「低温処理技術」を開発。収穫後は台湾で14日間、特殊な冷凍庫の中に入れ、問題がないことが確認されてから飛行機で入国させます。厳重な検疫検査の末、ようやく出荷地に到着し、さらに検品にかけられます。
防かび剤不使用なので、勿論そのハードな輸送過程で傷んでしまうものもあります。お届けするものはそういった数々の試練を乗り越えた棗なのです。
万福農園『樹上で完熟した二十世紀梨』奈良県産 14玉(2L:1玉300gUP) ※常温
『訳あり天然ホタテ貝柱(刺身用)』北海道産 約1kg ※冷凍
糖度12度以上『大玉 かための桃(品種:幸茜、さくら、伊達白桃など)』福島県産 特秀 約2.3kg(6〜8玉)簡易箱 ※常温
『天然生本まぐろ 中トロ』400g 宮城県塩竈港水揚げ ※冷蔵 米彦
東郷選果場 大玉『新興梨』鳥取県産 秀 計約5kg(7〜10玉)簡易箱 ※常温
『天然生本まぐろ 赤身』240g 宮城県塩竈港水揚げ ※冷蔵 米彦
『越田商店 鯖の干物(ノルウェー鯖使用)』 大サイズ(約200g)3枚セット ※冷凍
糖度13度以上『JAなすの 自信作(品種:幸水)』栃木県産 約2.5kg(5〜8玉) 簡易箱 ※冷蔵
『バラード』山形県産 西洋梨 特秀品 約計5kg(8〜10玉)風袋込 産地箱 ※常温