「さよなら築地市場のバナナ」
昭和10年に開場した築地市場。
場内には鉄道が張り巡らされ、機関車で荷物を運び降ろしする、当時としては最新鋭の設備を誇るハイテク市場でした。
そんな築地市場の目玉が「バナナ熟成室」
当時高級フルーツだったバナナを専門的に扱うため、中央卸売市場の中でも最大級の施設が作られたのです。
当時は台湾から竹籠で入荷し、バナナ室の地下に搬入、ガスを発生させ高温にして熟成させていました。
現代のような空調設備は無く、それはそれは凄まじい環境で、職人が経験と勘で熟度を見極めていたのです。
その後、フィリピンが中心になると輸送資材も竹籠から段ボールに変化。大手商社による、空調を要した大規模な追熟施設なども出来上がり、昭和40年代に築地のバナナ室はその役目を終え、平成に入るころにはバナナ部会も解散することとなりました。
今回お届けするのは、室が無くなってからも受け継がれてきた目利きのノウハウで選び抜いた、築地市場の名を冠するバナナです。
81年の築地の歴史と共に歩んできたバナナ。
今年が最後の出荷となります。
【長もちポイント】
シュガースポットが出た後に冷蔵庫に入れることで、常温でおいておくより長くお楽しみいただけます。
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消費期限 | 目安として発送日から2〜3日 |
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保存方法 | 常温 |
販売情報 | 販売終了 |
築地市場推奨エクアドルバナナ
バナナの美味しさには寒暖の差が不可欠。だからこそ東南アジアの高冷地栽培のバナナが人気があるのですが、築地市場の目利きが注目したのは、南米・エクアドル。
南極海から流れ出るフンボルト海流の影響で、平地でも高冷地並みの寒暖差が得られるのです。そのおかげで、甘味が強くふっくらとしたバナナができあがるのです。
築地市場の目利き人も、大手メーカーの最高等級にも匹敵する!と、自信満々のバナナです。