メンテナンス直前にお買い物をされていると、カートに入れた内容がリセットされますのでご注意ください
江戸文化の味、今甦る
東京のブランド食材『東京しゃも』のメスに限定した商品です。
オスに比べメスは肉質が柔らかく食べやすいです。噛むほどに肉の旨みが感じられます。から揚げや焼き鳥、シンプルに炭火で焼いて塩だけで召し上がっても美味しく召し上がれます。冬場はしゃも鍋もお勧めです。ガラは出汁にお使いください。骨を叩き割り、葱の青い部分や生姜などと白濁するまで煮込みます。出来上がった出汁は水炊きカレーやホルモン鍋をお楽しみください。一段と美味しい仕上がりになります。
肉質が大変美味で、古くから江戸っ子たちに親しまれてきた日本在来鶏である軍鶏。しかし気性が荒く飼育には不向きだったため、東京都が昭和46年より育種改良に着手し、昭和59年に新ブランド「東京しゃも」を作り上げることに成功しました。
※本品はト体(丸1羽)で約2.2kg〜2.4kgの東京軍鶏の解体済み商品です。レバーと砂肝の内臓もお付けします。
★その他、丸鶏、部位ごとに分けた解体済みはこちら
この商品に関するご質問、お問い合わせはこちらから
店舗 | 新橋 加賀屋 (株式会社食文化 出荷店) |
---|---|
商品番号 | M004-101-3-00003 |
セット内容 | 東京しゃも(メス・丸1羽 約2.2kg〜2.4kg 解体済み・内臓、ガラ付き) |
原材料名 | 鶏肉 |
獲得ポイント | ログインして確認 |
消費税率 | 8%軽減税率 |
賞味期限 | 出荷日を含めて4日間 |
---|---|
保存方法 | 冷蔵 |
販売情報 | 販売終了 |
東京(江戸)と軍鶏
東京としゃもの関係は長い歴史を持っています。 しゃもはシャム(現在のタイ国)がなまったものだとされています。12世紀に於ける鳥羽僧正の鳥獣戯画にもしゃもらしい鶏が画かれていることから、かなり古く大陸から伝わったものと思われます。幕末の風俗誌「守貞漫稿」(1853年)に「鴨以下鳥を食すは常のこと也、然れども文化以来京坂はかしわと伝鶏を葱鍋に烹て食す事専也江戸はしやもと伝鶏を同製にして之を売る」とあります。しやもを軍鶏と書き、勇壮な姿を好み、その闘鶏で引き締まった肉を食すところに江戸庶民の心意気が感じられます。
東京しゃも
現在一般に食べられている鶏肉のほとんどはブロイラーと呼ばれる鶏で、ホワイトコーニッシュやホワイトロックの交雑種を利用しています。これは大変発育速度が速く、鶏肉の低価格化を実現するなど大変効率的な鶏肉を生産する品種です。
しかし、一方この鶏肉が普及してくると、従来の鶏肉に比べ肉の味が薄くなっているとの声が消費者から上がってきました。
そこで、これらブロイラーによる鶏肉の味の希薄化を修正する目的で東京都畜産試験場浅川分場(廃止)で昭和46年から東京管内で飼育されていた軍鶏(しゃも)を集め、飼育を開始しました。
軍鶏は従来から喧嘩鶏として飼育されていたため、闘争性が強く、集団飼育に適しませんでしたが、東京都畜産試験場(現 東京都農林総合研究センター)では闘争性の強い鶏を除外するなど、闘争性の除去に努めました。10年以上の地道な努力の結果集団飼育に適する闘争性のない軍鶏の集団を揃えることができ、これにより軍鶏を用いた鶏肉生産のための様々な利用法が可能となりました。
更に、おいしい鶏肉を作成するため軍鶏とブロイラー鶏種との交配実験を行い、
もっともおいしいと感じられる組み合わせについて試行錯誤を繰り返してきました。
この試験の結果、より強く軍鶏の味を実現できる組み合わせが選定されました。
この組み合わせは、シャモにロードアイランドレッドを交配し、さらにそれにシャモを戻し交配する生産方式です。この生産方式の確立により、軍鶏(シャモ)の味を十分に発揮した「東京しゃも」が誕生しました。