夫婦セット 『加能ガニ＆香箱ガニ（茹で）』石川県蛸島港もしくは輪島港 2杯（加能ガニ1杯400g／香箱ガニ1杯180g）脚折れ入り ※冷蔵

商品説明

令和6年能登半島地震により、蛸島港近くにある「甚五郎」の店舗兼加工場は半壊し、長期の休業を余儀なくされておりましたが、多くの方々の支えと復旧への努力を重ね、このたびようやく出荷を再開できる運びとなりました。

今回お届けするのは、石川県の冬を代表する味覚「加能ガニ」と「香箱ガニ」を一度に楽しめる夫婦セットです。
加能ガニ1杯400gと香箱ガニ1杯180gで2人前相当。 加能ガニは身の締まりと甘み、そして濃厚なカニミソが魅力のオスの本ズワイガニです。
香箱ガニは身だけでなく、内子・外子を味わえるのが特徴で、外子のプチプチとした食感、内子のまったり濃厚な旨味、甘みのある身とコクのあるカニミソが一体となり、加能ガニにも勝るとも劣らない味わいをお楽しみいただけます。

今年の初セリで450万円の値がついた最高ランク「輝（かがやき）」が多く獲れる漁場に絞って買付を行います。
長年培った目利きの技で、殻が堅く身が詰まった“ずっしり”とした個体のみを厳選。仕入れたカニはすぐに出荷せず、水槽で約1週間じっくりと泥を吐かせます。
この工程を丁寧に行うことで、濁りのない澄んだ旨味と上品な甘みを引き出します。

茹では約3％の塩分濃度で行い、ほどよい塩味がカニ本来の風味を引き立てます。茹で上げ後は冷蔵便でそのままお届けいたします。

加能ガニは、2006年（平成18年）に石川県内の漁協がひとつにまとまった際に誕生したブランドで、「加賀」から「能登」までの広がりを意味する名前です。甲羅幅9cm以上の身入りの良いオスの本ズワイガニだけが認定され、品質の証として青いタグが付けられます。

加能ガニの最大の魅力は、その“鮮度”にあります。
石川県の漁は日帰り操業が基本のため、水揚げされたカニはその日のうちに市場へ運ばれます。途中で弱る個体が少ないため、港には元気な“活蟹”が多く並びます。日本海の厳しい冬の荒波にもまれて育った身はしっかりと締まり、甘みと旨味がぎゅっと凝縮しています。

石川県沿岸は、陸からすぐに深くなる地形が多く、ズワイガニの生息に理想的な環境が整っています。漁場から港までの距離が短いため、獲れたてのカニをすぐに水揚げできることが、加能ガニの鮮度を支える大きな理由です。

震災を乗り越え、再び皆さまの食卓にお届けできる喜びとともに、能登の海が育んだ冬の恵み「加能ガニ」と「香箱ガニ」を、ぜひ心ゆくまでご堪能ください。

※水揚げの状況により、サイズが前後する場合がございます。
※足折れは、なるべく「かさぶた品」を選定しておりますが、水揚げ時の折れが含まれる場合がございます。
※「かさぶた品」とは、カニが外敵などから身を守るため自ら脚を切断し、その傷口が黒くかさぶたとなってふさがっている状態を指します。茹でる際に水が入り込まないため、味が損なわれることはありません。

こちらもございます。
・たっぷりとカニの身をたのしむならこちら⇒『加能ガニ（ボイル済み）』石川県輪島港 2杯（400g前後）
・年内だけの美味⇒『香箱ガニ（ボイル済み）』石川県蛸島港もしくは輪島港 3杯

お薦め調理法

食べ方

茹でてあるのでそのまま召し上がれます。